Levi’s® Vintage Clothing が希少な“1942 501® Jeans”を再び復刻
1937モデルと大戦モデルのディテールが同居する、通称“大戦バックル”を現代に再現
〈Levi’s®(リーバイス)〉のアメリカ・サンフランシスコ本社に保管されている膨大なアーカイブをもとに、歴代の名品を現代に蘇らせる〈Levi’s® Vintage Clothing(リーバイス® ビンテージ クロージング、以下LVC)〉から、1942年製の501®を再現した1942 501® Jeansが8月13日(木)にリリースされる。
1942年製の501®と聞いてピンときたヴィンテージデニム好きも多いだろう。このモデルは、1937モデルから、第二次世界大戦下の物資統制によってさまざまなディテールが簡素化された、いわゆる“大戦モデル”へと移行するほんのわずかな期間に生産されたもの。1937モデルのディテールを残しながら、大戦期ならではの仕様も併せ持つ、極めて特殊な501®だ。今回のリリースでも、旧来の構造的なディテールを残しつつ、より厚手のデニムへと切り替わった過渡期のモデルとして説明されている。
『Hypebeast』では以前、83年間1度も穿かれていなかった1942年製501XXのデッドストックを取材している。この個体を詳しく見ていくと、黒いシンチバックや股リベット、シングルニードルによる大胆なアーキュエイトステッチといった1937モデルから続く特徴が残る一方、前立て裏の持ち出し部分は荒々しく切りっぱなしにされ、リベット類には銅メッキを施した鉄が用いられるなど、物資統制の影響と思われるディテールも確認できた。まさに戦前と戦時中、2つの時代の仕様が同居したモデルなのである。
そんな1942年モデルを〈LVC〉が復刻するのは、実は今回が初めてではない。2023年12月には、東京・原宿の老舗ヴィンテージショップ『BerBerJin(ベルベルジン)』の25周年を記念し、ディレクターの藤原裕とともに1942年501®を80本限定でリリース。今回はそれに続く、2度目の復刻となる。
今回登場する1942 501® Jeansでは、バックル付きのバックシンチをはじめ、左右で異なる方向に縫い合わされたシンチの仕様、通常とは逆方向に重なるヨークシーム、隠しリベット、シングルニードルによるアーキュエイトステッチ、片面Big “E”の赤タブ、ツーホース レザーパッチなど、当時ならではのディテールを再現。生地には13オンスのShrink-to-Fit™セルビッジデニムを採用している。
さらにリジッドの未洗い状態で販売され、当時を再現したフラッシャーとドル紙幣も付属するという。〈LVC〉は今回のモデルについて「オリジナルを一針一針ごとに忠実に再現」と謳っている。オリジナルとどこまで忠実に仕上げられているのかは気になるところではあるが、現存するヴィンテージを実際に穿くことが現実的ではなくなった今、イチから色落ちを楽しめる“大戦バックル”としては、悪くない1本ではないだろうか。
〈LVC〉1942 501® Jeansは、8月13日(木)より〈Levi’s®〉公式オンラインストアにて抽選販売されるほか、『リーバイス®ストア京都』でも販売予定。価格は6万6,000円(税込)となる。詳しい販売方法は、こちらでご確認を。





















