KEEN の Jasper Merko をどう履くか ── TENDOUJI モリタナオヒコのスタイル
〈KEEN〉の新作 Jasper Merkoを、3人の表現者はどう履きこなすのか。最終回となる第3回は、モリタナオヒコがホワイトの1足を履きこなす
クライミングシューズとコンフォートシューズをハイブリッドした〈KEEN(キーン)〉の定番 Jasperを、よりミニマルかつ軽量に仕上げたJasper Merko。等高線から着想を得たロープロファイルのソールは、足元に独特の存在感を与えながら、素足に近い感覚をもたらす。クラシカルなアッパーと現代的なソール。その静かなコントラストが、この1足の個性を形づくっている。
TENDOUJIのメンバーとして活動するモリタナオヒコが選んだのは、これまであまり履いてこなかったというホワイトのJasper Merko。まず惹かれたのは、その新鮮な色味と普段使いしやすい佇まいだった。愛用する〈CABARET POVAL(キャバレーポバール)〉のウェアにデニムを合わせることで、気負わず自然体のスタイリングに仕上げた。
実際に履いてみて強く感じたのは、歩きやすさと足元の安定感だという。「地面を掴んでいるような感覚」と表現するその履き心地は、厚みのあるソールのシューズとは異なり、足裏が地面を直接捉えるような感覚をもたらす。軽さも相まって、長時間歩くような場面でも自然と足に馴染んでいく。
その特性が活きるのは、もちろん日常だけではない。これまでフェスなどさまざまなシーンで〈KEEN〉を履いてきた森田にとって、Jasper Merkoはアウトドアと街の間を行き来できる存在でもある。特に、足場の悪い自然の中で長時間歩くことも多いフェスでは、そのグリップ感と軽さが心強い。ミュージシャンはもちろん、アクティブに動く人にもすすめたいという。
ファッションとしての自然な佇まいと、足元を支える機能性。そのどちらかに寄りすぎることなく、街からフェスまでシームレスにつながっていく。Jasper Merkoは、森田の日常と音楽、その両方に寄り添う1足と言える。
〈KEEN〉Jasper Merkoは、現在〈KEEN〉公式オンラインストアおよび〈KEEN〉直営店にて販売中。