KEEN の Jasper Merko をどう履くか ── 美容師 馬場一馬のスタイル
〈KEEN〉の新作 Jasper Merkoを、3人の表現者はどう履きこなすのか。第2回は、馬場一馬が提案するスポーツスタイル
クライミングシューズとコンフォートシューズをハイブリッドした〈KEEN(キーン)〉の定番 Jasperを、よりミニマルかつ軽量に仕上げたJasper Merko。等高線から着想を得たロープロファイルのソールは、足元に独特の存在感を与えながら、素足に近い感覚をもたらす。クラシカルなアッパーと現代的なソール。その静かなコントラストが、この1足の個性を形づくっている。
前回に続いて今回は、美容室『STILL LIGHTS(スティルライツ)』オーナーの馬場一馬。自身のバックグラウンドにあるランニングと、日常のファッションを掛け合わせながら、Jasper Merkoをスタイリングした。もともとそのミニマルな佇まいに惹かれていたという馬場。アウトドアをルーツに持ちながら、ファッションとしての独自性も備えたこの1足に、今回はランニングウェアブランド〈SATISFY(サティスファイ)〉のロンTを合わせた。
14〜15年にわたってランニングを続けてきた彼にとって、スポーツとファッションの境界は決して遠いものではない。Jasper Merkoを実際に履いて感じたのは、地面に沿うような低い重心と、足に自然に馴染むフィット感。「軽い、薄い」というシンプルな感覚も、普段からボリュームのあるシューズを選ばない彼にとっては大きな魅力だった。
スタイリングでは、スウェットパンツなども試したうえで、最終的に選んだのはすっきりとしたスラックス。スポーティな要素をあえてファッション性の高いアイテムで受け止めることで、Jasper Merkoの新たな表情を引き出した。アウトドアやスポーツの文脈だけに閉じるのではなく、むしろファッションが好きな人のワードローブにこそ自然に馴染む。年齢や性別を限定せず、街のさまざまなシーンへと溶け込んでいく。その懐の深さもまた、この1足の魅力なのだろう。
Jasper Merkoは、現在〈KEEN〉公式オンラインストアおよび〈KEEN〉直営店にて販売中。


