5,000人を収容する“空飛ぶホテル“のコンセプト映像が話題に
レストランとバー、巨大なショッピングモール、スポーツジム、メディカルセンター、映画館、プールも備わる
AIによる自動操縦で航行する巨大な原子力飛行機。SFアニメの世界ではこのようなシーンを見ることはあったが、今回現実味のある構想を含んだ映像が制作され、大きな反響を呼んでいる。
“Sky Cruise(スカイ・クルーズ)”と呼ばれるこのコンセプトは、グラフィックデザイナーのTony Holmsten(トニー・ホルムステン)がイメージを作り、映像はイエメン出身の科学コミュニケーターでありビデオプロデューサーのHashem Alghaili(ハシーム・アルガイリ)によって制作された。
それはまさに”超大型豪華客船”さながらで、機内は5,000人が滞在可能なホテルやレストランとバー、ショッピングモール、スポーツジム、メディカルセンター、映画館、プールなどが備えられる。また、この飛行機は20基の小型原子力エンジンを動力源とし、空中に浮いたまま何年も飛行を維持することが可能になる、と説明されている。地上に降りることがないという設計上、航空会社が空港とスカイ・クルーズの間を運行し乗客を運ぶという仕組みを想定しているようだ。また機体の整備や修理などもすべて飛行中に行われるという。さらに、この空飛ぶホテルでは、乱気流を心配する必要はなくなるそうだ。おそらくだが、AIシステムにより乱気流が起こるのを適切に予測し、宿泊客が振動を感じないようにすることができるようになるのだろう。
Hashemは、これはあくまでも“コンセプト”であることを改めて強調しつつ、このように述べている。「“Sky Cruise”がいつの日か我々の空の上を飛び回っている日が来ると信じている。私たちは皆、現在の貧弱なデザインの飛行機で足元のスペースを奪い合うことに飽き飽きしているのではないだろうか。ビジネスクラスでさえも縮小され、フライト体験が拷問になっているのだ。スカイクルーズの中で快適なフライトを楽しむことができるまで、長生きしたいものです」
空に浮かぶホテルが実現するまでにはまだまだ時間がかかると思われるが、上の映像から巨大飛行船構想の全貌を確認し、期待を膨らましておこう。
