映画『007』シリーズの新作は少なくとも2年後にクランクインか

スパイアクション映画『007』のプロデューサーであるBarbara Dana Broccoli（バーバラ・ダナ・ブロッコリ）がエンターテイメント専門サイトDEADLINE(デッドライン）のインタビューで語ったところによると、長らく続いている『007』シリーズの次回作のクランクインは少なくとも2年先になるという。

Barbaraは、Daniel Craig（ダニエル・クレイグ）が『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後にジェームス・ボンド役を降りた後、まったく新しい『007』のストーリーを模索していることに言及。Danielの後任に関しては、誰も候補に挙がっていないとしつつ、このように語っている。「今まさに方向性を話し合っているところ。脚本はまだないし、次回作にどう取り組むか決まらない限り、脚本は思いつかないわ。撮影は少なくとも2年先だと思う」

Danielにとって『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、5作目にして最後のボンド役となった映画。コロナ禍により公開が遅れたものの、最終的には2021年後半から世界各地の映画館で上映され、全世界で7億7420万ドル（約1千4百億円）を稼ぎ出し2021年の興行収入第4位の作品になった。