Hyndai が待望の EV セダン IONIQ 6 のデザインを初公開
空力効率を重視した極めて合理的なパッケージを実現
韓国の自動車メーカー「Hyundai(ヒョンデ)」は新たなセダンタイプの電気自動車 IONIQ 6(アイオニック 6)のデザインイメージを初公開した。2020年に公開されたコンセプトカー Prophecy(プロフェシー)を発展させて開発されたと思われるIONIQ 6は、空力効率を重視し、極めて合理的なパッケージにまとめられたモデルといえるだろう。
そのエクステリアに目を向けると、低く位置づけられたノーズ、アクティブエアフラップ、ホイールギャップリダクター、オプションのスリムデジタルサイドミラー、翼をイメージしたスポイラー、船のテールをモチーフにしたリアエンドなど、さまざまな空力処理とスマート機能によって、0.21という優れた低いCd値を達成している。
インテリアでは、「Hyundai」が環境問題への取り組みを促進するために、“繭”に着想を得たエコロジカルレザーやリサイクルファブリックなどを取り入れるなど、持続可能な素材を使用したキャビンが提供されている。また、このEVは「Hyundai」の新しいモジュール式プラットフォームを採用しているため、室内の床を完全にフラットにすることができ、パッセンジャーには広々とした空間を提供する。そして車内には、12インチのタッチスクリーンディスプレイとデジタルクラスターが装備されているのも見逃せない装備だ。
残念ながらIONIQ 6の値段や発売日はまだ伝えられていないが、7月に開催されるワールドプレミアで詳細を発表予定とのことなので、焦らずに続報を待とう。