ストリート・ギャングの活動に関与したとして逮捕されていた Gunna が釈放
約7カ月の服役を経て
今年5月に話題となった、RICO（Racketeer Impacted and Corrupt Organizations Act）法に違反したとしてヒップホップレーベル「Young Stoner Life Records（ヤング・ストーナー・ライフ・レコーズ）」所属のラッパー計28名が逮捕された事件。このたび、本件で約7カ月服役していたGunna（ガンナ）が釈放されたことが明らかになった。
本件は、殺人罪や武装強盗、ストリート・ギャングの活動に共謀および参加したとして、対組織犯罪の連邦法であるRICO法に違反した容疑で「Young Stoner Life Records」の人気ラッパーらが起訴され、世界中のファンに衝撃を与えることに。その中でもGunnaはRICO法に違反するような組織犯罪を企てたとされており、5年の懲役刑を受けていた。
米『WSBTV』の報道によると、今回Gannaが“Alford plea（*自身の罪については否定しつつ、自分が有罪となること、つまり争っても勝ち目がない状況であることについては同意する）”と呼ばれる有罪答弁を行なったため、最初の1年を減刑とし、残りの4年を500時間の社会奉仕を含む特別な条件で執行猶予判決になったようだ。判決後の声明で、彼は「（自分は）誰かに協力したり、証言したり、仲間のいずれに対しても証人を務めたりしていない」ことを主張している。
