Young Thug や Gunna ら YSL Records 所属のラッパー計28人が逮捕される
殺人や武装強盗、ストリート・ギャングの活動に関与か

Young Thug(ヤング・サグ)やGunna(ガンナ)を含む、ヒップホップレーベル「Young Stoner Life Records(ヤング・ストーナー・ライフ・レコーズ)」所属のラッパー計28人が組織的犯罪の疑いがあるとして逮捕された。
米『WSBTV』の報道によると、「Young Stoner Life Records」に所属する28人のラッパーは、“違法行為によって利益を得るラケッティア活動を禁止するRICO(Racketeer Impacted and Corrupt Organizations Act)法に違反するために共謀した容疑や、殺人罪、武装強盗、ストリート・ギャングの活動に参加した容疑”などが含まれる56件で起訴されているようだ。中でも、Young ThugことJeffery Lamar Williams(ジェフェリー・ラマー・ウィリアムズ)には、2015年に対立するギャングのメンバーが殺害された際に使用された車をレンタルした疑いがあり、ストリート・ギャングに参加した容疑とRICO法に違反した容疑がかけられている。また、GunnaことSergio Kitchens(セルジオ・キッチンズ)にはRICO法に違反しようと企てた容疑がかけられているとのことだ。
起訴状で検察官は、Williamsと他の2人の被告が、アトランタにあるクリーブランド・アベニューの地区で2012年末にストリート・ギャング集団 YSLを設立し、全国的なギャングであるBloods(ブラッズ)と提携していると主張したと述べた。なお、Young Thugは5月9日(現地時間)、自宅で過ごしていた最中に逮捕されており、『Twitter』などには手錠をかけられた彼が連行される姿もアップされている。
YOUNG THUG ARRESTED IN RAID 😳
🎥: Gmurfee7 pic.twitter.com/r2Wf3CXKlK— My Mixtapez (@mymixtapez) May 10, 2022