YEEZY の元開発責任者がスニーカー制作の新会社を設立へ
設立資金約8億円を調達し新デザイン開発の拠点を作る
米の靴専門ニュースサイト『Footwear News(フットウエア・ニュース)』によると、「YEEZY-Adidas Innovation Lab(イージー・アディダス・イノベーション・ラボ)」の元責任者 Omar Bailey(オマー・ベイリー)が、フットウェアのプロトタイプ開発ラボラトリーとベンチャースタジオ「FCTRY LAb」の設立を準備していると伝えた。すでにその資金600万ドル(約8億円)を調達し、LAに拠点を置く新会社を立ち上げるという。
同社によると、今回の資金調達先は「Tinder(ティンダー)」の共同創業者、「WeWork(ウイワーク)」の共同創業者、NBAとNFLのスター選手の共同連合体など、ベンチャーキャピタル企業やトッププロ・アスリート、投資家の多様なグループとなっている。
『Footwear News』とのインタビューでBailey氏は「私はインドと中国にある主要ブランドの靴工場で多くの時間を過ごしました。そして今、アメリカ国内で事業を展開し、私の開発スキルを発揮する時が来たわけです。この投資でロサンゼルスのラボを完成させ、1月初旬には完全に稼働させる予定です。当社のラボは他の工場とは違い、ラウンジとラボの合体だと思えば良いでしょう。仕事だけでなく、Apple Storeのようにたむろすることもできるクールな空間にしたい」と述べている。