毎年消失している地球上の氷の量を視覚的に示すショッキングな画像が公開される

比較対象となっているのはニューヨークの街

エンターテインメント
1,128 Hypes

2020年が観測史上2番目に暑い年だったことが示すように、年々深刻化している地球温暖化。しかし、地球規模で直面している問題であるため感覚的に事の重大さが分かりづらいが、このたび「ESA(欧州宇宙機関)」が温暖化によって毎年消失している氷の量を視覚的に示す画像を公開した。

それは、ニューヨークの街並みを写した航空写真に巨大な立方体の氷を合成したもの。この氷は1辺10kmで重さ1兆トンの立方体で、エベレストよりも高く伊豆大島よりも広いと表現すれば、その大きさが想像しやすいだろう。また、1兆トンが消失していると言われてもピンとこないかもしれないが、完新世(最後の氷期が終わった1万年前から現在まで)における最も温暖化だった100年間で融解したグリーンランドの氷床が約6兆トンだったことを考えると、現代がどれだけ異常気候となっているかに気付くはずだ。

この気候変動の深刻さについてはもっと詳しく知りたい方は、英文にはなるがこちらから「ESA」の調査結果を読んでみてはいかがだろうか。

Read Full Article
テキスト
この記事を共有する
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。