Graphpaper が2027年春夏コレクション “What Time Leaves Behind” を発表
時間の経過によって深まる美しさに着目し、日本的な静けさや余白の感覚と、現代的な構築性や機能性が自然に重なり合う均衡を探求
日本発のファッションブランド〈Graphpaper(グラフペーパー)〉が、2027年春夏コレクション “What Time Leaves Behind” を発表した。本コレクションは、パリ・メンズファッションウィーク期間中の6月24日(水)、フランス・パリのマレ地区に位置する 21 Rue Chapon にて披露された。
今季のテーマは、“What Time Leaves Behind”。時間の経過によって深まる美しさに着目し、日本的な静けさや余白の感覚と、現代的な構築性、機能性が自然に重なり合う均衡を探求している。装飾的な“日本らしさ”を前面に押し出すのではなく、着用を重ねることで生まれる質感の変化や、素材そのものの存在感を手がかりに、時間とともに完成していく衣服を提案する。
コレクションの軸となるのは、長い時間の蓄積によって生まれた自然物や素材の表情から着想を得た4つの色彩。経年した白磁の白、岩や石に宿る苔の緑、朽ちて乾いた木のベージュ、紙へと染み込んだ墨の黒が、静謐で奥行きのあるカラーパレットを構成する。
ルックでは、〈Graphpaper〉らしいゆとりのあるシルエットをベースに、軽やかな素材使いと端正なパターンメイキングが共存。リネンやキュプラ、シアサッカー、サテンといった春夏らしい素材を用いながら、空気を含むようなシャツ、ワイドトラウザーズ、リラックス感のあるセットアップなどを展開する。ミニマルでありながら、素材の表情やシルエットの余白によって、静かな存在感を放つワードローブに仕上げられている。
また、機能素材を用いたアウターや、レザーアイテム、柔道着から着想を得たジャケットなども登場。伝統的な要素をそのまま引用するのではなく、都市生活に寄り添う実用性と現代的なバランスへと再構築している点も今季の特徴だ。
発表会場では、御菓子丸による4色をもとにした菓子、Olfactive Studio Neによる“苔”を主題とした香り、陶芸家 吉田直嗣が特別制作した白磁花器、南貴之が所有する新城大地郎の作品などを通じて、コレクションの世界観を空間全体で表現。なお、今回はルック画像を中心に公開されており、衣服そのものからテーマの広がりを読み取る構成となっている。
〈Graphpaper〉2027年春夏コレクション “What Time Leaves Behind” のルックは、上のフォトギャラリーからチェックしてみよう。




















