ssstein 2027年春夏コレクション
静かな夜明けの情景から着想を得た淡いカラーパレットと、ブランドならではの精緻な素材開発を融合
デザイナー 浅川喜一朗によるブランド〈ssstein(シュタイン)〉が、パリファッションウィークにて2027年春夏コレクションを発表した。
今シーズンは、浅川喜一朗が湖畔で目にした夜明けの風景からインスピレーションを得て制作。霧に包まれた静寂の中で徐々に光が差し込む瞬間をイメージし、ライトイエローやペールグリーン、ピンク、ブルーといった柔らかな色彩を軸に、トープやグレージュ、赤みを帯びたブラウンなどのニュアンスカラーを組み合わせた穏やかなカラーパレットを構築している。
素材面では、イタリアのファブリックメーカー「Olmetex(オルメテックス)」と共同開発した別注ナイロンをはじめ、ドラム染色によるディアスキンやコットンxヘンプのソフトデニムなど、質感や経年変化まで考慮したファブリックを採用。製品洗いを施したブルゾンには自然なパッカリングを与えるなど、加工による奥行きのある表情も今季を象徴する要素となっている。
シルエットは、従来よりもクラシックかつリラックスしたムードへとシフト。ポントリオ社製コーデュロイを用いたハーフコートや、ウォッシャブルシルクのシャツジャケット、とろみのあるリネンシャツ、イージーパンツなどがラインアップし、快適性と上質さを両立したワードローブを提案する。また、シルクレーヨンフランネルの裏地や、インタック・アウトタックを使い分けたパターン設計など、外からは見えない細部にもブランドらしいクラフツマンシップが宿る。
アクセサリーでは、イタリアの老舗生地メーカー 「CANONICO(カノニコ)」および 「Delfino(デルフィノ)」のスーパーライトウールによるスーパーライトウールを使用した七つ折りのハンドメイドネクタイを展開。同素材のシャツはネクタイとの相性を考慮し、襟の設計にも細かな調整を加えている。クラシックな要素をベースにしながらも、柔らかな色彩と繊細な素材使いによって現代的なバランスへと昇華したコレクションとなった。
ブランド:ssstein
シーズン:2027年春夏






















