Maison Margiela が恵比寿の店舗の移転20周年を記念したプロジェクトを始動
店舗と街の歴史を紐解く資料を公開するほか、11月5日には限定ZINEの配布とインスタレーションの展示も
〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉が、東京・恵比寿の『メゾン マルジェラ トウキョウ』の移転20周年を記念し、ブランドの歴史や創作の背景を紐解くプロジェクト「Maison Margiela/folders」の新章を公開した。店舗の歩みや恵比寿とのつながりを記録した資料をオンラインで公開するとともに、11月5日(木)には限定ZINEの配布と店内でのインスタレーション展示を行う。
メゾンが世界初の店舗をオープンしたのは、2000年9月。創設から12年を経て選んだ場所は、拠点を置くパリでも、創始者の母国ベルギーでもなく、東京・恵比寿の住宅街だった。当初は恵比寿南3丁目の一軒家を店舗とし、2006年に徒歩約5分の現在地へ移転。かつて電機制御機器の製造工場だった建物を活用し、現在までこの地で営業を続けている。
今回の新章「Maison Margiela Tokyo: 20 Years at 2-8-13」は、現在の店舗の住所である“恵比寿南2-8-13”での20年に焦点を当てたもの。「Maison Margiela/folders」は、アーカイブ資料などを通じてメゾンの考え方や歴史を広く共有する取り組みで、本章では、店舗の成り立ちや長年店を支えてきたスタッフの記憶を紹介する。さらに、アイコンシューズ“タビ”のコレクターや地域の人々へのインタビューを通じて、ブランドと恵比寿の街が育んできた関係にも迫る。
10月20日(火)には、その最初の資料として店舗の歴史をまとめたファイルをメゾンのDropboxで公開。11月5日(木)には、店舗の年表やスタッフの記憶、“タビ”を愛するコミュニティへの取材などを収めた限定ZINEを、恵比寿エリアおよび店内で同日限定で配布する。ZINEの内容はオンラインでも公開される予定だ。
同日から店内では、アートや工芸との対話を通じて新たな表現を探る取り組み「Line 2」の新章「Unravelled Memory, Rewoven Future」も開催。長谷川祐子のキュレーションのもと、東京を拠点に活動するアーティストの鈴木美緒と、フランスの歴史あるタペストリー工房、マニュファクチュール・ド・ゴブランによるインスタレーションを展示する。受け継がれてきた技術と現代のアーティストの視点を重ね、既存のものを生かしながら新たな形へと変えていくメゾンの創作姿勢を表現する。
インスタレーションの一般公開は、11月5日(木)から15日(日)まで。店舗の歴史やZINEのデジタル版など、プロジェクトの詳細は公式サイトからチェックしよう。
メゾン マルジェラ トウキョウ「Line 2」インスタレーション
会場:メゾン マルジェラ トウキョウ
住所:東京都渋谷区恵比寿南2-8-13
会期:2026年11月5日(木)〜11月15日(日)
限定ZINE配布
配布日:2026年11月5日(木)限定
配布場所:恵比寿エリアおよびメゾン マルジェラ トウキョウ店内