Maison Margiela がレベッカ・ホール主演のトレーラー『ANONYMITY』を公開
2026年秋冬コレクションの世界観を映像化
Maison Margiela がレベッカ・ホール主演のトレーラー『ANONYMITY』を公開
2026年秋冬コレクションの世界観を映像化
〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉が、2026年秋冬コレクションのキャンペーンとして制作したトレーラー『ANONYMITY』を公開した。主演を務めるのは、女優のレベッカ・ホール(Rebacca Hall)。自らのアイデンティティと向き合うひとりの女優を描いたサイコロジカル・スリラーという設定のもと、現実と虚構の境界が徐々に曖昧になっていく物語が展開される。
作品の中でホールは、役柄の準備を進める過程でマスクを着用した自身の分身と幾度となく対峙する。果たして現実に存在するのはどちらなのか──。映像に登場するホールの分身は、本人と同じルックを纏いながら、それぞれ異なる「アーティザナル」のマスクを着用。これらは、2026年4月に上海で開催された2026年秋冬ショーのためにメゾンのアトリエで制作された、1点1点異なる表情を持つ特別な作品だという。モデルの視線を遮り、ガーメントそのものへと意識を向けるマスクは〈Maison Margiela〉の初期から受け継がれてきた重要なコードである匿名性を象徴するアイテム。現在もなお、マスクを通して人物像やアイデンティティを探求する表現が続けられている。
また、『ANONYMITY』に漂う不穏で奇妙なムードは、上海で開催された2026年秋冬ショーの空気感とも呼応する。同ショーでは、マスクを着用したモデルたちが積み重ねられた輸送用コンテナの間を歩き、深夜のパリの蚤の市から持ち出され息を吹き込まれたかのようなアイテムの数々が披露された。
映画的な表現は、〈Maison Margiela〉にとって長年にわたり重要なクリエイティブ手法のひとつでもある。2006年にオープンした『メゾン マルジェラ トウキョウ』には白い布で覆われたシートを備えた小さなシネマが設けられているほか、2021年にはオリヴィエ・ダアン監督による映画『A Folk Horror Tale』を通して「アーティザナル」を発表。2022年の「アーティザナル」ショーでは、ライブカメラと映像投影を駆使した『Cinema Inferno』を展開した。
トレーラーには、今季を象徴するさまざまなルックも登場。エドワーディアン調のシルエットをはじめ、ダメージ加工を施したタペストリー、セカンドスキン、異なる衣服を融合させたガーメント、複数の素材を組み合わせたアッサンブラージュなど、〈Maison Margiela〉らしい解体と再構築のアプローチが随所に取り入れられている。
アクセサリーでは、新作「リンクバッグ」に注目。メゾン初期のレザーグッズの研究から生まれた、丸みを帯びたヴィンテージのコインパースから着想を得ており、ストラップには2001年のコレクションで発表されたアーカイブのチェーンネックレスをシルクのモスリンで包み込んだディテールを採用。さらに、レザーをバキュームフォーミングによってチェーンリンクの形状に沿わせたチェーンリンクジュエリーもラインアップする。
そのほか、蚤の市の生地を再利用するアイデアから生まれた花柄やタペストリーをあしらった「タビ」や、「タビ」クロウ、サーモフォーミング加工による新作「ボックスバッグ」、17世紀の意匠から着想を得たダメージ加工のタペストリー柄「5AC」ソフトなども登場する。
〈Maison Margiela〉2026年秋冬コレクションは9月9日(水)より全国の店舗および公式オンラインストアにて発売される。まずは『ANONYMITY』を以下よりチェックして。



















