Hypebeast 創設20周年記念展 Hypebeast Twenty Exhibition のレセプションイベントをプレイバック

時代を捉え続けるための次なる20年

ファッション
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『Hypebeast』は、創設20周年を記念した特別展「Hypebeast Twenty Exhibition」を、2026年1月17日(土)から2月2日(月)まで『渋谷PARCO』4Fの『PARCO MUSEUM TOKYO』にて開催している。開催日の前夜である1月16日(金)には、レセプションパーティーを行い、『Hypebeast Japan』とともにシーンを築いてきたゲストたちが一堂に会し、20周年の節目を祝った。本稿では、その祝祭的な一夜をプレイバックする。

本展は、『Hypebeast』が単なるメディアにとどまらず、ストリートカルチャーの“記録者”として時代と並走してきた20年を体感できる内容となっている。会場には、シーンを象徴するコラボレーションプロダクトや、ムーブメントの瞬間を切り取ったフォトアーカイブを展示。日本からは、VERDY、NIGO®、村上隆、藤原ヒロシといった、ファッションとカルチャーの境界線を更新し続けてきた存在がいる。彼らの過去から現在に至るまで、『Hypebeast』は30万本を超える記事や『Hypebeast Magazine』を通して、その動きを追い続けてきた。本展では、そうした時代の空気を封じ込めたアーカイブマガジン公開している。

また、本展の特別企画として、日本限定のコラボレーションTシャツも制作・販売。『渋谷PARCO』協力のもと、覆面現代アーティスト COIN PARKING DELIVERY(コイン・パーキング・デリバリー)、1980年代のタミヤ製オフロードRCカー(ラジコン)をテーマにしたブランド〈BLOCKHEAD MOTORS(ブロックヘッド モータース)〉、ミュージックレーベル tokyovitamin(トウキョウビタミン)、東京発ピザショップ『PIZZA SLICE』の4ブランド/アーティストが参加。それぞれのバックグラウンドが交差することで、日本のストリートカルチャーの現在地を映し出すコラボレーションが完成した。

17:00、『渋谷PARCO』4Fの関係者内覧会がオープンすると同時に、『Hypebeast』の創設20周年を祝うべく、多くのゲストが続々と来場。タトゥーアーティストのTAPPEI、コラボレーションTシャツの制作にも参加したCOIN PARKING DELIVERYをはじめ、シーンの最前線で表現を続けるアーティストたちが会場に集結した。さらに、スタイリストの熊谷隆志や〈N.HOOLYWOOD(エヌハリウッド)〉を手がける尾花大輔、『BerBerJin(ベルベルジン)』オーナー兼バイヤーの藤原裕、〈BEDWIN & THE HEARTBREAKERS(ベドウィン アンド ザ ハートブレイカーズ)〉ファウンダーの渡辺真史、〈HYSTERIC MINI(ヒステリック ミニ)〉CEOのHIDDY、現代写真家のRKといった、日本のファッション・カルチャーシーンを牽引してきたキーパーソンも姿を見せ、フロアは世代やジャンルを横断するカルチャーの交差点と化していく。その輪はファッションやアートの枠を越え、モデルのKikuno、シンガーソングライターの甲田まひる、レーシングドライバーの金丸ユウといった現在進行形のシーンを象徴する存在から、シソンヌの長谷川、ヒコロヒーといった異なるフィールドで活躍する人物にまで広がった。多様なバックグラウンドが自然と交差する光景は、『Hypebeast』がこれまで紡いできたカルチャーの広がりを象徴するものだったと言えるだろう。さらに、〈AMBUSH(アンブッシュ)〉のデザイナー YOON(ユン)や、韓国系アメリカ人の女性レーシングドライバー サラ・チョイ(최소라)といったアイコンたちも来場し、会場にさらなる奥行きを与えていた。

一方、パフォーマンススペースとして設けられた10階にも、多くの来場者が集い、会場は熱気に包まれていった。ニューヨーク生まれの日米バイリンガルラッパー MIYACHIや、『Hypetrak』でもおなじみの徳島出身ラッパー T-STONEといったアーティストをはじめ、本イベントの空間演出を手がけた「TRIPSTER」を率いる野村訓市、俳優の野村周平、双子のモデルとして活躍するダニル(Danil)とニキータ(Nikita)、さらにデザイナー/アーティスト/キュレーター/コレクターとしてマルチに活動するショーン・ウォザースプーン(Sean Wotherspoon)まで、多彩な顔ぶれが揃った。

本会場のパフォーマンスには、往年のDJ/ヒップホップクルーから現代のシーンを象徴するアクトまで、世代を横断する3組が出演。まずスタートでDJをプレイしていたのは、90年代から東京で活動するレゲエサウンド「MASTERPIECE SOUND(マスターピース・サウンド)」のセレクター DJ MAGARAだ。選曲でフロアの空気を丁寧に温め、イベントの幕開けにふさわしいグルーヴを生み出していく。続いてステージに立ったのは、1998年結成、東京アンダーグラウンド・ヒップホップシーンを語るうえで欠かすことのできない存在 NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド)が登場。積み重ねてきたキャリアと圧倒的な存在感がフロアを包み込み、そのパフォーマンスは『Hypebeast』の20年という時間軸と強く共鳴するものとなった。そしてラストを担ったのが、ユースシーンを代表するクルー tokyovitaminだ。次世代のエネルギーを体現する彼らのDJセットは、過去から現在へと続くシーンの流れを鮮やかにつなぎ、この夜を象徴する“世代を超えたマッチメイク”として、イベントを締めくくった。

この20周年は、『Hypebeast』にとって単なる通過点ではなく、次なる時代へ向けた新たな道標。刻々と変化し、うねり続けるカルチャーの只中で、『Hypebeast』はこれからも“記録者”としてその瞬間を捉え、次のグローバルスタンダードを示し続けていく。

「Hypebeast Twenty Exhibition」
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
会期:2026年1月17日(土)〜2月2日(月)
時間:11:00-21:00
※入場は閉場の30分前まで ※最終日18時閉場
※営業日時は変更となる場合がございます。渋谷PARCOの営業日時をご確認ください。

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