Apple が採用担当者約100名を一時解雇

「Apple（アップル）」が直近の1週間で、採用担当者の多くを一時解雇したと報じられた。

米ビジネス情報誌『Bloomberg（ブルームバーグ）』に寄稿するMark Gurman（マーク・ガーマン）の情報によると、「Apple」は契約社員として雇っていた採用担当者を約100名ほど一時解雇したとのこと。同社がこれだけ大人数の採用担当者の雇用を打ち切るのは、非常に稀なこと。一時解雇の対象となった社員は、一時解雇の理由について「Apple」のビジネスニーズに変化が生じたためと説明されたようで、同社の人材採用と支出の抑制に向けた動きの一環だという。なお、同社はフルタイムの採用担当者（正社員）の雇用は依然として維持しており、また全ての契約社員が一時解雇されたわけではない。しかし、今回の件で「Apple」の業績が減速傾向にある現状が浮き彫りに。同社のCEOであるTim Cook（ティム・クック）は、7月に行われた決算発表の際に、当面は一部分野における投資や採用を「慎重に」行うとの考えを述べていた。