YouTube が新たな動画配信サービスのオンラインストアを2022年秋にローンチ予定
激化する米国の動画配信市場の現状を打破する新サービスとなるか
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『YouTube(ユーチューブ)』が、今秋に向けて新たな動画配信サービスのオンラインストア『Channel Store(仮)』をローンチする予定だと複数のメディアが報じている。
『YouTube』は現在、アメリカ国内でニュースやスポーツなどの85以上のチャンネルを視聴できる有料テレビ配信プラットフォーム『YouTube TV』を提供しているが、今回の『Channel Store』は、それとは別のサービスになる模様。『The Wall Street Journal』の記事によれば、『Channel Store』のプロジェクトは少なくとも1年半以上前から準備を進めており、既にエンターテイメント企業との協議を重ねているようだ。この新サービスでは、利用者は『YouTube』のメインアプリから、希望する動画配信サービスをアラカルト方式で選んで視聴できるようになるという。自社でストリーミングサービスを展開している企業にとって、他のプラットフォームでも配信することは、利益の減少を意味する。しかし、月間20億人以上が利用する『YouTube』と提携すれば、新規ユーザーの獲得にも繋がるメリットがある。最近の米国における動画配信市場は競争が激化しており、『Channel Store』は現状を打破する新サービスとして期待されている。