Porsche カレラ GTS を映画『カーズ』のサリー仕様に仕立てたワンオフモデルが登場
『RM Sotheby’s』開催のオークションで8月18日(現地時間)より出品される予定
今年3月にこちらでお伝えしたとおり、「Pixar(ピクサー)」が、「Porsche(ポルシェ)」とチームアップして、2006年公開した映画『カーズ(原題:Cars )』に登場するキャラクター サリー・カレラを表現したワンオフ・モデルを製作すると発表していたが、ついにその車両である911 Carrera “Sally Special”が公開された。
Carrera GTSをベースにマニュアル・ギアボックスを搭載し、ドライビングエクスペリエンスが高められたこの車は、手作業により施された“Sally”ブルーメタリックの塗装で立体的に輝き、特別な色彩を放つ。リアの格納式エアロウィングの下にはサリーが入れているタトゥーのペイント柄が施され、まさに唯一無二の車として仕立てられている。
また実車には、映画でサリーが履いているものと同様のリムデザインが施された特別仕立てのホイールが装着され、内装にもクラシックな千鳥格子柄のファブリックとレザーのコンビであしらわれたシート&ドアトリム、その他ブルーのステッチでアクセントを採用するなど、このキャラクターへのオマージュがとことん込められている。
そしてハンドル中央下には主人公 ライトニング・マックィーンの決め台詞“Kachow! Mode”の文字が入ったドライブモード選択ボタンを設置し、『カーズ』のロゴ入りドアパネル、キャラクターとシリーズタイトルのグラフィックが入ったダッシュボード、そして“Sally Special”と書かれたイルミネーション・ドアシル、更にタイヤにはエアバルブキャップを装着するなど、随所にメモリアルなディテールを採用している。
販売は、米カリフォルニアで開催中の「Monterey Car Week(モンテレー・カー・ウィーク)」にて『RM Sotheby’s(RM サザビーズ)』が8月18日(現地時間)から行うオークションでお披露目される予定。「Porsche」によれば、売り上げの一部は若い女性を支援する米の慈善団体「Girls Inc.」と「USA for UNHCR」に寄付され、ロシアのウクライナ侵攻で影響を受けた子どもたちとその家族の支援にも充てられるとのことだ。詳しいことが知りたい方は、『RM Sotheby’s』のウェブサイトで確認してみよう