Kanye West の運営する Donda Academy が2022-23年度の学級閉鎖を発表
バスケットボールチーム ドンダ・ダブズも2大会への出場が禁止に
Kanye West（カニエ・ウェスト）改めYe（イェ）が昨年アメリカ・カリフォルニア州に設立した教育機関 Donda Academy（ドンダ アカデミー）は、2022-23年度の残りの期間、同校を閉鎖することを発表した。
『The Time』の報道によると、この事は今週水曜にDonda Academyの校長を務めるJason Angell（ジェイソン・アンゲル）が、同校生徒の保護者に送ったメールによって明らかになったという。そのメールには「創立者の判断により、Donda Academyは2022-2023年度の残りの学級を直ちに閉鎖します。”私たちのリーダーシップチームは、この移行期間中にすべての家族を支援するために熱心に働き、すべての奨学生が迅速かつ優雅な方法で次のコミュニティで成功するために、必要なものを準備することを保証します」と綴られている。
Donda Academyは、2021年にYeによって設立された私立教育機関。現在約100名の生徒が在籍しており、彼らは皆〈Balenciaga（バレンシアガ）〉製の制服を着用している。同校が生徒の入学時に保護者に秘密保持契約書への署名を求め、年間1万5,000ドルの授業料を課していることなども大きな話題となった。
Donda Academyのバスケットボールチームであるドンダ・ダブズは、最近「Spalding Hoophall Classic」と「Play by Play Classics」という全米で有名な2大会への出場を禁じられた。後者の大会の主催者は『Los Angeles Times』の取材に対し、「Kanyeの言動は、企業として、国としての価値観に反する」という声明を公開している。
