トム・サックスがシルクスクリーンプリント作品を Avant Arte にて限定販売
『LACMA』とコラボし24時間限定で発売
Tom Sachs(トム・サックス)が『LACMA(Los Angeles County Museum of Art:ロサンゼルス・カウンティ美術館)』とコラボした“Too Darn Hot”と題されたアートを、『Avant Arte』にて24時間限定で販売する。
本作品は、ユーザーが仮想ロケットコンポーネントを構築、購入、販売出来るデジタルプラットフォーム “Rocket Factory”プロジェクトの一部で、プロジェクト初の印刷版となるシルクスクリーンプリント。今回のデザインは、2021年に『LACMA』に購入された、3つの異なるコンポーネントで構成されるロケット “Frankenrocket”に基づいている。プリントからも確認出来るように、本ロケットはカップヌードルブランドのテール、シャネルのボディ、トロイの木馬を描いた先端部分を組み合わせている。
『LACMA』が“Rocket Factory”の支援者であり、そのコレクションのためにNFTを取得した最初の主要な公的機関の1つであったことから、今回の全売上の25%は同美術館に送られる。Sachsは今回のコラボについて「LACMAは単なる美術館ではありません。文化機関であり、アートやテクノロジーとこれほど密接に関係している機関は他にありませんでした。LACMAがNFTプロジェクトを取得した最初の主要な国際美術館であることは偶然ではありません。館長であるMichael Govanが、美術館のために“Too Darn Hot”の版画を作るように誘ったとき、私はそのチャンスに飛びつきました」と語っている。
“Too Darn Hot”の価格は約740ドルで、11月2日(現地時間)に開催される24時間限定のセール期間に、「Avant Arte」の公式サイトで販売予定だ。作品それぞれにNFTが付属しており、光を当てると浮かび上がってくるQRコードや、裏面のホログラフィックステッカーまで、さまざまな認証方法によって検証可能となっている。