Kanye West 主宰の Donda Sports からアスリート2名が離脱を宣言
NFLロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルドとNBAボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンが共に公式声明を発表
自身の差別的な発言により、次々と周囲から関係者が離れていくKanye West(カニエ・ウェスト)改めYe(イェ)。そんな彼の主宰する「Donda Sports(ドンダ スポーツ)」から、契約を結んでいた2名のアスリートが離脱を表明した。
そのアスリートとは、NFLロサンゼルス・ラムズのDT(ディフェンシブタックル)として知られるAaron Donald(アーロン・ドナルド)と、NBAボストン・セルティックス所属のJaylen Brown(ジェイレン・ブラウン)。両者は今年5月初めに「Donda Sports」と契約を結んだばかりだが、昨今のYeの発言とそれを巡る周囲の動きに煽られるかのように、同組織からの離脱を宣言する公式声明を共にSNS上で公開。Brownについては、Yeの問題発言が表面化した当初は『The Boston Globe』誌に「Donda Sports」に留まる意向を語っていたものの、その翌日に自身のスタンスを改めたことになる。彼は公式声明の中で「過去24時間で私のこれまでの発言を振り返り、それらがいかに明確さを欠いているかを理解することができました。私はDonda Sportsとの関係を正式に解消します」と宣言。一方のDonaldは、「私たちがどのように人生を送り、子供たちを育てるかを選択することと(Yeのスタンスは)正反対です」と語っている。
彼らの公式声明は、以下の通り。
— AD_99 (@AaronDonald97) October 25, 2022
— Jaylen Brown (@FCHWPO) October 25, 2022