Death Row Records が創立30周年を祝してバーチャルミュージアムを開設
Dr. DreやSnoop Dogg、2Pacらのアーカイブを閲覧できるファン必見のサイトがオープン
ヒップホップファンにはおなじみのアメリカ西海岸を拠点とするレーベル「Death Row Records(デス・ロウ・レコード)」が今年で創立30周年を迎える。この記念すべきアニバーサリーイヤーに、同レーベルの歴史を振り返るバーチャルミュージアムがオンライン上にオープンした。
「Death Row Records」はDr. Dre(ドクター・ドレー)とSuge Knight(シュグ・ナイト)によって1991年に設立。同レーベルはDr. Dreのソロデビューアルバム『The Chronic(ザ・クロニック)』をはじめ、Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)の1stアルバム『Doggystyle』、2Pac(トゥパック)の4thアルバム『All Eyez on Me』、Nate Dogg(ネイト・ドッグ)の『G-Funk Classics, Vol.1&2』など、誰もが知るクラシックアルバムを世に送り出してきた。
そんな同レーベルの30周年を祝して開設されたバーチャルミュージアム『Death Row Experience』では、レーベルの歴史や先述のアルバムの制作秘話、所属アーティストたちのエピソードなどの公開に加えて、“NFT(Non-Fungible Token)”として販売されている30周年記念メダリオンなどが展示されており、ファンにはたまらないコンテンツが揃う。さらに同レーベルは現在、所属アーティストたちの過去のライブ映像や写真、フライヤー、チケットの半券などの提供をファンに向けて呼びかけており、それらは6月30日(現地時間)に同サイト内で行われるファン・エキシビジョンで公開されるとのこと。「Death Row Records」を傘下に置く「eOne Music」の副社長 Sean Stevenson(ショーン・スティーブンソン)が発表した声明には以下のようなメッセージが綴られている。「Death Rowは最も影響力のあるヒップホップレーベルの1つです。30年もの間、その遺産は音楽だけに留まらずあらゆるジャンルに影響を与え続けています。私たちはこの記念すべき年に、レーベルの歴史やこれまでに発表されたアルバムなどのアーカイブを、年間を通して公開できることに興奮しています」
バーチャルミュージアム『Death Row Experience』はこちらからチェックを。なお、コンテンツは今後も追加されていくようなので、定期的に訪れてみよう。
COMING ON JUNE 30th:
A virtual exhibit in the Death Row Experience celebrating Death Row Records by you, the fans.
Please submit any Death Row related photos or videos from your collection for the chance to be included in this new exhibit. Details here: https://t.co/FYvYmEMHyX pic.twitter.com/HhBlrUUQ1G— Death Row Records (@deathrowmusic) May 13, 2021