Apple の新型 iPad Pro は MacBook Pro 16インチよりも高性能であることが判明

自社製チップ M1搭載の新型 iPad Proの性能を旧モデルと比較検証

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Apple(アップル)」が4月20日(現地時間)に開催した新製品発表イベント “Spring Loaded”でお披露目された、自社製チップ M1搭載の新型 iPad Pro。本プロダクトは既に予約を受付中で、早ければ5月下旬には一部ユーザーの手元に到着する予定だが、本稿では発売に先立って公開された旧モデルとのパフォーマンスの比較結果についてお伝えしたい。

PCやスマホのベンチマークソフト『Geekbench 5』によって検証された結果によると、M1搭載の新型 iPad Proの平均シングルコア(1つのプロセッサの中にコアが1つ内蔵する技術)スコアは1,718、マルチコア(1つのプロセッサの中に複数のCPUコアを内蔵する技術)スコアは7,284。これに対し、A12Zチップを搭載した第4世代の12.9インチのiPad Proはそれぞれ1,121と4,656のスコアとなっており、新型 iPad Proは約56%速くなっていることが分かる。さらに、「Intel」製のCore i9プロセッサーを備えた16インチのMacBook Proの平均マルチコアスコアは6,845であることから、新型 iPad Proではこれよりも高いパフォーマンスが期待できる。また、グラフィックの性能については、新型 iPad Proの平均メタルスコアは20,578であり、前モデルよりも最大71%速くなっている。これらの結果から、「Apple」が公式サイトで謳っている「M1の8コアCPUは最大50%速いパフォーマンスをもたらし、グラフィックス性能も最大40%高速に」は誇張ではなく、むしろやや控えめな表現であることが判明した。

ますます期待が高まる新型 iPad Pro。まだ予約していない方は「Apple」の公式サイトで注文しておこう。

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