“世界で最も裕福なクラブ”のニューカッスル・ユナイテッドに吉田麻也が加入か
イングランド・プレミアリーグで7シーズン半を過ごした実績から白羽の矢が立った模様
10月、サウジアラビア政府系ファンドに買収されたことで突如として“世界で最も裕福なクラブ”となったイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド。11月に“補強第1号”として43歳のイングランド人監督 Eddie Howe（エディ・ハウ）を招聘したものの、不安定な守備陣からリーグワーストの失点数を記録し、20クラブ中19位という厳しい状況に立たされている。そんな中、守備再建のキーマンとしてイタリア・セリエAのUCサンプドリアに所属する日本代表主将のCB 吉田麻也が獲得候補にリストアップされているようだ。
吉田は、2009-10シーズンに名古屋グランパスからオランダのVVVフェンローに移籍すると、そこでの活躍が評価され2012年にプレミアリーグのサウサンプトンに加入。時折スタメンから外れることはあったが、世界屈指のリーグで7シーズン半にわたってプレー。これは日本人最長記録であり、154試合という出場数も香川真司や南野拓実に4倍以上の差を付ける大記録だ。その後、2020年冬からUCサンプドリアに戦いの場を移し主力として奮闘している。
報道によると、ニューカッスルは吉田のプレミアリーグひいては欧州主要リーグにおける実績を高く評価しており、早ければ今冬にも獲得するとのこと。しかし、UCサンプドリアも20クラブ中15位に沈んでおり、経験豊富な吉田を手放すのは厳しいように思えるがはたして。
