Nike がアナリストの予測を上回る好調さを見せた2020年度第1四半期の決算を発表
利益率の高いEC事業の好調とアジア市場での売上増が成功の一因に
去る2019年9月24日（現地時間）、世界最大のスポーツメーカー〈Nike（ナイキ）〉が発表した2020年度第1四半期の売上高がアナリストの予測を上回ったことが明らかになった。
2019年6月〜8月までの利益を示すこの決算によると、同社の売上高は前年度に比べて約7%の増収となる107億ドル（約1兆1,500億円）を記録。純利益は25％増の14億ドル（約1,500億円）となる。〈Nike〉は、成長余地が大きいEC事業で力強い売り上げを達成。新しいテクノロジーの導入と積極的に取り入れたデジタル投資により、実店舗より利益率の高いECプラットフォームの拡大によるグループの収益性改善に注力してきた。また、同社のグループ会社である〈Converse（コンバース）〉のグローバル売上高が、前年同期比8％増の5億5,500万ドル（約600億円）を記録。特にアジアでの売上高が大幅に伸び、米国内での売上が減少したにも関わらず同社の成長の原動力になっていることを示した。
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