GOOD OL' x PORTER によるギミック満載な最新コラボコレクションが登場
ここ数シーズン展開されてきたコラボシリーズの総決算的な最新コレクションをチェック
“旧き良きもの”や“信頼のおけるもの”という意味を持つスラングであり、ストリートでは銃を指す言葉としても使われる言葉を冠した日本のブランド〈GOOD OL’（グッドオル）〉より、日本発の世界的バッグブランド〈PORTER（ポーター）〉との最新コラボレーションアイテムが登場。今月末より順次取扱店にて発売開始を迎える。
これ数シーズンに渡って継続的に展開されてきた〈GOOD OL’〉x〈PORTER〉コラボだが、〈GOOD OL’〉デザイナーの福田健太郎によると今回の最新コレクションはこれまでの総決算的なものとなっているとのこと。そのラインアップには、メッシュ素材を用いた定番コインケース（¥6,000+tax）や昨今のトレンドでもあるチェストバッグ（¥18,000+tax）、使い勝手の良さそうなショルダーポーチ（¥14,000+tax）、大きめサイズのショルダーバッグ（¥16,000+tax）、そしてそれらのアイテムをすべて結合可能な仕様を落とし込んだベスト（¥46,000+tax）がラインアップ。デザイナーの福田氏は今回のコレクション発表に際して以下のようなコメントを発表している。
ここ数シーズン展開してきた吉田カバンとのコラボレーションシリーズの総決算的なコレクションになりました。 90年代のモノづくりは時に大袈裟で、必要とされないオーバスペック感を持っていました。僕は個人的にその 心意気が好きで、好みのプロダクトも多い時代です。洋服以外の事に置き換えても、やはりこの時代に戻りつ つある気がしています。音楽配信はストリーミングが主流となり、無線でスピーカに飛ばして音楽を聴けるように なりました。もちろん自分も率先してそのシステムを利用していますが、つい最近“アンプ”なるものを購入しま した。アンプとは、出力だけしてくれる機材で自分では音を発する事ができません。音質を調整するには“プリ アンプ”と呼ばれる機材が必要になります。その調整された音を実際に聴くにはスピーカーが必要で、ソフトに 合わせてプレイヤーも必要となってきます。音楽を聴くだけのために途方に暮れるくらいのお金と手間がかかり ます。その機材たちもとんでもないオーバースペックな設計で作られていて、今の時代に発揮する場所がある のか疑問です。それでも、集めていく行程は有意義で、調べているだけで楽しいものです。そんなつい最近の 経験に基づき、集める楽しさや、結合できたときの喜びといった男ならではのホビーマインドを凝縮したような コレクションになっています。面倒臭さや煩わしさ、大袈裟な何か。そんなネガティブなノスタルジーを乗せて 現代に放ちたいと思います。
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