UPDATE:キム・カーダシアンの矯正下着ブランド Kimono に対して「着物への冒涜」と批難殺到

「単純な無知」「日本の文化をぶち壊した」と厳しい声が後を絶たず、#KimOhNoというハッシュタグキャンペーンも勃発(UPDATE:着物への敬意を示す一方、ブランド名を変更する予定はないという)

ファッション 
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UPDATE(2019/6/28):下記のように大炎上中のKim Kardashianであるが、本件に対してようやく口を開いた。『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』の取材に対し、日本の伝統的な着物を侮辱する意図はないと説明。「日本文化における着物の重要性を理解していますし深い敬意を持っています」と述べる一方、ブランド名を変更する予定はなく、商標登録の承認が降りるのを待つという。また、商標を取得すれば、その単語の使用に制限を受けるべきではないという旨の考えを明らかにした。

ORIGINAL(2019/6/27):Kanye West(カニエ・ウェスト)の妻 Kim Kardashian(キム・カーダシアン)が、矯正下着ブランド〈Kimono(キモノ)〉のローンチを発表。しかし、この命名に対して、日本の伝統的な文化である“着物”への侮辱と批難が殺到している。

Kim KはSNSに「昨年から計画してきたプロジェクトを遂に発表できる日が来ました。私は15年間、このことに情熱を注いできたんです」と、自身の想いを具現化できたことへ対する喜びのコメントを投稿。〈Kimono〉は多様性をテーマに、さまざまの肌のトーンにあわせて、全9色の矯正下着ブランドを用意。また、サイズもXXSから4XLまでとレンジを持たせ、人種や体型を問わずに好みの一着が見つかると賛辞の声が挙がっている。

コンセプトは、確かに素晴らしい。しかし、問題なのはそのブランド名である。〈Kimono〉と聞いてまず思い浮かぶのが、和服の代名詞である“着物”。これに対して「すごく悲しいです。私たち日本人が知っている“着物”とは全く異なります。着物は日本の伝統的な衣服であり、私たちはこの歴史と文化を誇りに思っています。こんなこと言いたくはないのですが、この命名を単純な無知と感じてしまいます」「日本の文化をぶち壊してくれたな!!! 私たちの文化は、あなたの遊び道具ではない」「着物は下着ではない」など、由緒正しき日本の伝統への礼に欠けていると厳しいバッシングが後を絶たない状況だ。しかも、Kimは〈Kimono〉というブランド名の商標登録を申請しているとされており、それにより批難がさらに加速してしまった。

日本に愛情を感じてくれることは、日本人としては素直に喜ばしい。しかし、文化の盗用となると、いささか許しがたいことである。ネットでは、〈Kimono〉と「ありえない」を意味する「Oh No」を掛けて、#KimOhNoというハッシュタグキャンペーンも勃発。Kimはこれを受けて、どのような対応をとるのだろうか。

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