PlayStation が新作ゲームのディスク生産を終了へ
新作タイトルはダウンロード版のみで展開 ── PS3/PS Vita向け『PS Store』も2027年にサービス終了
「Sony Interactive Entertainment(ソニー・インタラクティブエンタテインメント、以下 SIE)」は、2028年1月以降に発売するPlayStation(プレイステーション)コンソール向け新作ゲームについて、ディスク版の生産を終了すると発表した。今後発売される新作タイトルは、『PlayStation Store(プレイステーション ストア)』および販売店を通じたダウンロード版のみで提供される。
今回の決定は、ユーザーの購買行動やゲーム市場全体におけるデジタルシフトを背景としたもの。「SIE」によると、現在はデジタル版の需要が物理ディスクを大きく上回っており、こうした市場環境の変化を踏まえて事業方針を見直したという。なお、すでに発売されているタイトルや、2027年末までにディスク版として発売されるゲームについては、今回の発表による影響はない。
また同社はあわせて、PlayStation 3(プレイステーション 3)およびPlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ)向け『PlayStation Store』のサービス終了スケジュールも明らかにした。PS3向けストアは一部の国・地域で2026年から順次終了し、2027年7月にはPS3およびPS Vita向け『PS Store』は全世界でサービスを終了する予定だ。サービス終了後は対象デバイスから新たなコンテンツを購入することはできなくなるが、これまでに購入したコンテンツについては一定期間、引き続きダウンロード可能だという。「SIE」は、『PS Store』が継続的に最新の決済・購入システムへ対応する一方、PS3およびPS Vitaではハードウェアの制約から今後のシステムアップデートへの対応が難しくなっていることが、サービス終了の理由だと説明している。
2006年発売のPS3、そして2011年発売のPS Vitaは、それぞれPlayStationの歴史を築いてきた象徴的なハードウェアでもある。「SIE」は今回の決定について、「容易なものではなかった」としつつも、今後は現在多くのユーザーが利用するプラットフォームへリソースを集中し、より良いゲーム体験の提供を目指していくとしている。PlayStationブランドは、フィジカルメディアを中心とした時代からデジタル配信を主軸とする時代へ、またひとつ大きな転換点を迎えることになりそうだ。




















