細川雄太とカリ・デウィットに訊く Jordan Brand x ©SAINT Mxxxxxx コラボの裏側 | Interviews
本コラボレーションに込められた思いを紐解く
5月23日(土)に全世界での発売を控えている、〈©SAINT Mxxxxxx(セントマイケル)〉と〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉による初のコラボレーションコレクション “Jordan Brand x ©SAINT MXXXXXX (TIME) CAPSULE”。去る5月1日(金)には、『心斎橋PARCO』にオープンした〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉の新店舗『WORLD OF FLIGHT OSAKA』での世界先行発売が大盛況に終わった。
“2026年4月に発掘されたタイムカプセルの中から、時を越えて回収されたアイテム”というユニークなストーリーのもと展開される本コレクションでは、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)の色褪せないレガシーを解体/再構築し、見事な“現代のデッドストック”へと昇華させている。
『Hypebeast Japan』は、突如公開された“タイムカプセルが掘り起こされる”といった謎めいた動画から始まり、バーシティジャケットを着用した八村塁のトンネル・ウォークショット、コラボレーションの発表、『WORLD OF FLIGHT OSAKA』での先行販売まで、その全てを追ってきた。
本稿では、その最終章としてデザイナーの細川雄太とカリ・デウィット(Cali Dewitt)の両氏にインタビューを敢行。話題となった“タイムカプセル”というコンセプトの誕生秘話から、デザインの着想源、そして彼らのルーツでもある〈Jordan Brand〉とのパーソナルな思い出まで、本コラボレーションに込められた思いを紐解いていく。
Hypebeast:今回『Hypebeast Japan』は、15日に“タイムカプセル”が掘り起こされるティザー動画が公開されたことからこのコラボを追ってきました。この“タイムカプセル”や“時を超えて発見された”といったストーリーは、どのようにして生まれたのでしょうか?
細川(以下H):Jordan Brandとヴィンテージ加工の話になった時に「©SAINT Mxxxxxxは時間を自由に操っているみたいだね」と言われたんです。その話から、もしデッドストックの状態だったらどうなんだろうと思い、このようなストーリーに行き着きました。
Cali(以下C):歴史などの番組を見ていて、そこからインスピレーションを受けているのもありますね!
デザインの着想源について教えてください。
H:Jordanのヴィンテージを着想源にしています。
C:クラシックなJordanアイテム、フリーウェイトのトレーニング、長距離のサイクリング、そしてサウンドの影響を組み合わせています。それと、制作していた時期、僕らはマソナをよく聴いていました。彼は正真正銘、“大阪の宝”ですね。
Jordan Brandとのデザインプロセスは、どのように進めていったのでしょうか?
C:そのプロセスはシークレットです。ミステリーを楽しむことを知ってほしい。プライベートであることは、とても魅惑的だと思うんです。
コレクションのなかで特にお気に入りのアイテムや、制作過程で思い出深いアイテムはありますか?
H:僕はバーシティジャケットがお気に入りです。
C:全部気に入っているけど、この春はキャップの出番が多くなりそうですね。僕のお気に入りのキャップは、毎日の自転車移動でラフに使い倒される運命にありますが(笑)。
細川さんは「1990年代のジョーダンに強く影響を受けた」とお話しされていましたが、おふたりそれぞれのJordan Brandとの最初の思い出を教えてください。
H:小学校のころからバスケをしていて、その時期にジョーダンを知りました。確か1992年のバルセロナオリンピックのタイミングで、親にAir Jordan 7を買ってもらったんです。それが自分にとって、ファッションとして自らモノを選んで買ってもらった最初の経験でしたね。
C:僕ら2人とも、Jordanを知らなかった時代のことは思い出せません。そんな人がいるんでしょうか? それくらい僕らのルーツであり、根幹にあるものです。
今回のアイテムラインアップ──バーシティジャケット、フーディ、Tシャツ、パンツ、キャップを選んだ理由を教えてください。
H:スポーツウェアのなかで、ファッションとして一番使いやすいアイテムを選びました。
C:単純に、自分たちのお気に入りの選択肢というだけです。僕は、自分が着たいと思うものだけを作りたい。そうでないと、自分の領域ではないところを邪魔しているような気がしてしまうので。
今回のコレクションを作るにあたって、インスパイアされたJordan Brandのアーカイブアイテムにはどんなものが挙げられますか?
H:Air Jordan 1の“Chicago”のカラーリングで構成しました。
細川さんは大阪にルーツを持たれていますが、今回このコレクションが世界に先駆けて大阪で先行発売されたことを、どのように感じていますか?
H:今はSNSの時代で、どこにいてもあらゆる情報が入ってきますが、僕はモノづくりをしやすい環境下にいたいのと、何より大阪が大好きなので大阪を拠点にしています。そんな大阪で一番最初に発売されたことは、とても嬉しいですね。
C:大阪で起こることは何でも、少し特別な輝きを放っていると思います。とてもエキサイティングなことです。
“Jodan Brand x ©SAINT MXXXXXX (TIME) CAPSULE”は、5⽉23⽇(土)より、⼀部の〈Jordan Brand〉取扱店および〈©SAINT Mxxxxxx〉正規取扱店舗にて発売される予定。〈Jordan Brand〉の新店舗『WORLD OF FLIGHT OSAKA』の先行販売を買い逃した方もそうでない方も、ぜひ忘れずにチェックを。






















