アーティスト マルタン・マルジェラの個展が京都でも開催中
会場は、京都・下京区の『タカ・イシイギャラリー 京都』。アポイント制で入場は無料。展示作品の購入が可能。
アーティスト マルタン・マルジェラの個展が京都でも開催中
会場は、京都・下京区の『タカ・イシイギャラリー 京都』。アポイント制で入場は無料。展示作品の購入が可能。
東京・九段ハウスで開催中の日本初となる大規模個展“MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE”が話題を集めるなか、アーティスト マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)の個展が京都でも開催されている。会場は、京都・下京区の『タカ・イシイギャラリー 京都』。本展は、九段ハウスでの展覧会と連動しているが、会期は少し長く、4月17日(金)から 5月16日(土)まで。展示構成およびキュレーションは、九段ハウス同様すべてアーティスト自身が手掛けている。
展示されるのは、2018年から2025年にかけて制作された約14点の近作。ファッションデザイナーとしての活動で国際的評価を確立した後、2009年以降は美術領域へと本格的に軸足を移したマルジェラの現在地を示す内容となっている。
作品群は一貫して「身体」を主題とし、視覚と触覚の交差点としてそれを再解釈するもの。「Tops & Bottoms」では古典彫刻を参照しつつ、裸体像を下着のフォルムで切り取ることで、露出と隠蔽の緊張関係を浮かび上がらせる。また、「Barrier Sculpture」のように日常的なオブジェクトを再文脈化し、フェイクファーに覆われたバリケードなど、機能を逸脱した詩的な存在へと転換している。
さらに、「Black Nail Polish」や「Kit (Black)」といった作品では、不在や未完成といった要素を取り込みながら鑑賞者の想像力に委ねる構造を提示。断片化や欠落を通じて、存在と空虚のあいだにある曖昧な領域を浮かび上がらせる。
なお、本展は完全アポイント制となっているが、4月18日(土)時点では、4月23日(木)以降の予約に比較的余裕がある。加えて、入場は無料で、展示作品の購入も可能という点も見逃せない。九段ハウスでの展覧会の予約が難しかった人は、この機会に京都で体験してみるのも良さそうだ。
マルタン・マルジェラ 個展(京都)
会期:2026年4月17日(金)〜5月16日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー 京都
住所:京都府京都市下京区矢田町123
Tel:075-366-5101
開館時間:10:00〜17:30
休館日:日、月、火、水、祝
公式サイト
観覧料:無料(完全アポイント制)
予約サイト
マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)
1957年 ベルギー・ルーヴェン生まれ
1980年 アントワープ王立芸術学院卒業
1984–1987年 〈Jean-Paul Gaultier(ジャン=ポール・ゴルチエ)〉(パリ)のアトリエでデザインアシスタ
ントをスタート
1988年 Jenny Meiren(ジェニー・メレンズ)とともにパリで〈Maison Martin Margiela(メゾン マルタン
マルジェラ)〉を設立、初のショーを発表
1997–2003年 〈Hermès(エルメス)〉(パリ)ウィメンズ クリエイティブ・ディレクター
2008年 20周年ショーを機にファッション界を離れ、ビジュアルアートに専念
2019年 Bielefeld Kunsthalle(ビーレフェルト美術館)にて初のグループ展
2021年 パリのLafayette Anticipations(ラファイエット・アンティシパシオン)にて初の個展
2022年 同展が北京・MWoods(エムウッズ)に巡回
2023年 同展がソウル・Lotte Museum of Art(ロッテ美術館)に巡回
2023年 アムステルダム・Eenwerk Galleryにて個展
2024年 ブリュッセルおよびアテネのBernier / Eliades Galleryにて個展






















