NASA が無料ストリーミングサービス NASA+ をローンチ
「NASA」のもつ膨大な宇宙関連のコンテンツを配信する画期的な新サービスが誕生

「NASA(アメリカ航空宇宙局)」は7月28日(現地時間)、独自のオンデマンド・ストリーミングサービス『NASA+』を2023年後半にローンチすることを正式に発表した。
『NASA+』は「NASA」のもつ膨大な宇宙関連のコンテンツを、無料であらゆる人々に向けて届けるための新たなストリーミングサービス。このサービスはiOSおよびAndroid向けの『NASAアプリ』を通じて利用可能であり、『Apple TV』『Roku』『Fire TV』といったストリーミングメディアプレーヤーや、PC、モバイルデバイスなどのウェブブラウザからも視聴できるようだ。具体的なコンテンツとして現時点で発表されているのは、エミー賞を受賞した「NASA」のライブ中継やオリジナルシリーズなどが配信されるとのこと。また、「NASA」は従来のウェブサイトを刷新し、新しいサイトを開設するとアナウンス。この新サイトについては、現在ベータ版が公開されている。
「NASA」本部科学ミッション局の責任者を担当するニコラ・フォックス(Nicola Fox)は、これらの新たな試みについて、こう説明した。「NASAの新しいフラッグシップのとなるウェブサイト、そして近日公開予定のNASA+ビデオは、太陽系外惑星の研究から、地球の気候や太陽系探査と太陽系が私たちの惑星に与える影響への理解向上まで、学際的かつ横断的な方法で我々の発見プログラムを紹介し、最終的に訪問者や視聴者とのより強いつながりを築くでしょう」
『NASA+』は、2023年後半に本格ローンチ予定。正式なローンチ時期については確認できていないため、オフィシャルのアップデートを待とう。