swatch からスクエアシェイプの新作 BIOCERAMIC WHAT IF? コレクションがローンチ
「もしも初代swatchがスクエア型だったら?」という仮説をカタチにしたユニークな新作ウォッチが登場






















1983年創業のスイスの老舗時計メーカー〈swatch(スウォッチ)〉は、初代プロトタイプの1つをヒントにした新作 BIOCERAMIC WHAT IF?(バイオセラミック ワット イフ?)コレクションを、スイスの建国記念日である8月1日(現地時間)よりローンチした。
今回の新作は、誰もが自身の歩みを振り返ったときに頭をよぎる「もしもあの時、違う選択をしていたら?」という問いかけをカタチにしたコレクション。時は1982年、〈swatch〉の創業者たちは、これからのすべてのウォッチのデザインについて、大きな決断を迫られていた。当時〈swatch〉の初代モデルを生み出すという難題に挑んだエンジニアたちがプロトタイプをいくつも製作し、その中には魅力的なラウンド型やスクエア型など、さまざまな形状のモデルが用意されていたという。彼らはそれらを創業者たちにプレゼンテーションし、「初代モデルはどんなフォルムにしますか?」と問いかけた。さまざま事情を考慮に入れ、“GENT”と名付けられた初代〈swatch〉は、ラウンド型に決定。歴史的な決断が下されて以降、〈swatch〉は世界的な時計メーカーに成長し、40年が過ぎた現在でも、ラウンド型はブランドの定番フォルムとして多くの人々に認知されている。
「……でも、もし初代swatchがスクエア型だったら?」。そんな仮説から生まれたBIOCERAMIC WHAT IF?コレクションでは、セラミックパウダーとバイオ由来素材(バイオセラミック)という革新的な素材を融合させ、驚くべき強度と耐久性を兼ね備えたユニークなスクエア型ウォッチが登場。カラーは深みのあるアースグリーンの“WHAT IF…GREEN?”をはじめ、コンテンポラリーグレーが上品な“WHAT IF…GRAY?”、クールなブラックを纏った“WHAT IF…BLACK?”、スタイリッシュなベージュで仕上げた“WHAT IF…GRAY?”の4種類がラインアップ。デザインはスクエアエッジと、33mm x 33mmのケースが大きな特徴。一体型ストラップはスクエアケースにシームレスに組み込まれ、異素材の組み合わせによって、堅牢ながらも艶やかでシルキーな印象に。また、それぞれのバッテリーカバーには、1983年に初めて製作されたプロトタイプのダイヤルが描かれているのも見逃せない。これには“GENT”ウォッチの40周年を記念したトリビュートという意味が込められた。
BIOCERAMIC WHAT IF?コレクションのローンチに際し、今回のテーマと連動した動画も公開。人生も視点を変えると物事が新鮮に映るように、通常ラウンドフォルムのものがスクエアフォルムに変化した、シュールな世界観を堪能してほしい。
遊び心に溢れた新作 BIOCERAMIC WHAT IF? コレクションは、現在〈swatch〉の公式オンラインストアおよび『Swatch ストア』にて販売中。価格は、各15,400円(税込)となる。さらなる詳細については、こちらでご確認を。