メルセデス・ベンツが C111 を現代風にアレンジしたビジョン・ワンイレブンを発表
SF映画から飛び出してきたかのような外観が特徴的
「メルセデス・ベンツ（Mercedes-Benz）」が、1960〜1970年代にかけてさまざまな試験・開発計画のために16台生産された実験車両 C111。このたび、フューチャリスティックなシルエットが目を惹く本モデルをオマージュしたEVコンセプトカー ビジョン・ワンイレブン（Vision One-Eleven）が発表された。
ビジョン・ワンイレブンは、フラッシュフィットのガルウィングドアを備えた、SF映画から飛び出してきたかのような外観が特徴的。メタリックなオレンジを纏ったエクステリアには、ピクセル化されたリアディスプレイやテールライト、シルバーのシート、コーヒー豆の殻でなめしたオレンジレザーのハンドルを搭載している。さらに、英「Yasa」社の軸流電気モーター2基をリアに搭載し、駆動用バッテリーには「メルセデス・エーエムジー（Mercedes-AMG）」のF1部門が開発した液冷式円筒形セルと新開発のセルケミストリーを採用。「メルセデス・ベンツ」はこのバッテリーに関して「非常にパワフル」と表現している。
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