NANZUKA がスウェーデン人アーティスト ヨアキム・オジャネンの日本初個展を開催
コロナ禍で制作された完全新作のセラミックやブロンズ、ドローイング、キャンバスペインティングを都内3箇所で展示
『NANZUKA』の運営する東京都内のギャラリー3箇所にて、スウェーデン人アーティスト Joakim Ojanen(ヨアキム・オジャネン)の日本における初個展を開催する。
1985年にスウェーデン・ヴェステロースに生まれたOjanenは、2012年にKonstfack University College of ArtsのCrafts and Design専攻で学士号を取得し、2014年には同大学院でMFAを取得した。それ以来ストックホルムからロサンゼルス、ケルン、パリ、エディンバラ、アントワープ、ニューヨークなど世界中で展覧会を行い、昨年には自身の故郷であるストックホルム郊外に位置する歴史ある美術館『Västerås konstmuseum』にて大規模な個展を開催するなど、アーティストとして大きな成功を収めている。
Ojanenは自身が育ったスウェーデンの故郷や生活環境から着想を得たモチーフを、彫刻や絵画作品として発表している。生々しい質感や表情豊かなキャラクター、独特の色彩感覚など、一見無垢な子供の創作物のように見えるオリジナルの表現に、作家の深い感性がダイレクトに反映されている。彼の生み出すキャラクターは、彼の敬愛するPeter Saul(ピーター・ソール)やPhilip Guston(フィリップ・ガストン)、Robert Crumb(ロバート・クラム)といった先人たちの作品や日本の漫画からの影響が垣間見え、我々日本人にとってもどこか親しみを感じやすいのも特徴だ。今回の日本での初個展では、コロナ禍とロシアによる戦争の脅威が差し迫る中で制作されたセラミック、ブロンズ、ドローイングからキャンバスペインティングまで、全て新作の作品群が一堂に会す貴重な機会となる。Ojanenは自身の作品について、以下のように表現した。「私の作品はある種の宇宙だと考えていますが、それについてのルールや物語はありません。私たちが住んでいる世界にかなり近いと思いますが、より正直です。それは人々が自分の本当の気持ちを示すことができ、見せかけの後ろに隠れない場所なのです」
本展の詳細については、下記でご確認を。また、Joakim Ojanenの最新作品集『Next to Daisy’s, on top of the laundry』が9月18日(日)より『NANZUKA UNDERGROUND』と公式オンラインストアにて販売予定。こちらも展覧会とあわせて、ぜひチェックしてほしい。
We’ve danced for a while now and I’m slowly learning your steps.
会場:NANZUKA UNDERGROUND
住所:東京都渋谷区神宮前3-30-10
会期:9月17日(土)〜10月23日(日)※月曜、祝日休業
時間:11:00 – 19:00Human History
会場:NANZUKA 2G
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1Shibuya PARCO 2F
会期:*後日発表
時間:渋谷パルコに準ずるHow to get friends
会場:3110NZ by LDH kitchen
住所:東京都目黒区青葉台1-18-7
会期:9月14日(水)〜10月8日(土)※日曜、月曜、祝日休業
時間:
火曜・木曜 11:00-16:00
金曜・土曜 11:00-17:00