Burberry が2023年春夏ロンドン・ファッション・ウィークのランウェイショーを延期に
エリザベス女王の逝去を受けイベント会場ではすべてのユニオンジャック旗が半旗に変更へ

先週発表された英国の女王 Queen Elizabeth II(エリザベス2世)の死去を受け、9月16日(現地時間)から開幕を予定している2023年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウィークのスケジュールはさまざまな変更を余儀なくされている。「British Fashion Council(BFC:英国ファッション協会)」は、オープニングセレモニーやパーティなどの“重要でない”イベントはキャンセルし、ランウェイショーは決行すると発表した。
このニュースを受け、一部のブランドはショーのキャンセルや予定を変更したり調整中だが、〈Raf Simons(ラフ・シモンズ)〉はショーを完全に中止し、〈Burberry(バーバリー)〉は女王陛下の死の翌日に延期を発表している。
国中が失われた君主を悼み、イベント会場ではすべてのユニオンジャック旗が半旗になり、18日(現地時間)の〈Christopher Kane(クリストファー・ケイン)〉のショーでは1分間の黙祷が行われる予定だ。
〈Burberry〉は2023年春夏シーズンのショーを9月26日(現地時間)に開催予定であることを新たに発表しているが、変更後の日程はミラノ・ファッション・ウィークと重なるため、観客動員にどのような影響が出るか、また〈Burberry〉がQueen Elizabeth IIに敬意を表するためにどのような修正を加えるのかが注目される。