坂本龍一の日本初となる最大規模の個展が東京都現代美術館にて開催

昨年3月28日に71歳で逝去した音楽家 坂本龍一の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、日本初となる最大規模の個展 “坂本龍一 | 音を視る 時を聴く”が『東京都現代美術館』にて開催。

50年以上に渡り、多彩な表現活動を通して、時代の先端を常に切り拓いてきた坂本氏。1990年代からはマルチメディアを駆使したライブパフォーマンスを展開し、さらに2000年代以降は、さまざまなアーティストとの協働を通して、音を展示空間に立体的に設置する試みを積極的に行ってきた。本展では、生前坂本氏が『東京都現代美術館』のために遺した展覧会構想を軸に、彼の創作活動における長年の関心ごとであった“音と時間”をテーマに、未発表の新作と、これまでの代表作からなる没入型・体感型サウンド・インスタレーション作品10点あまりを、美術館屋内外の空間にダイナミックに構成・展開。これらの作品を通して坂本氏の先駆的・実験的な創作活動の軌跡を辿り、類稀なアーティストの新しい一面を広く紹介する。さらに、本展では、高谷史郎、真鍋大度、カールステン・ニコライ（Carsten Nicolai）、アピチャッポン・ウィーラセタクン（Apichatpong Weerasethakul）、Zakkubalan、岩井俊雄、中谷芙二子とのコラボレーションも実施する。

坂本龍一 | 音を視る 時を聴く
会場：東京都現代美術館 企画展示室1F/B2F
住所：東京都江東区三好4-1-1
会期：2024年12月21日（土）〜2025年3月30日（日）
時間：10:00-18:00
休館日：月曜（1月13日、2月24日は閉館）12月28日-1月1日、1月14日、2月25日
観覧料：一般2,400円／大学生・専門学校生・65 歳以上1,700円／中高生960円／小学生以下無料