ヘロン・プレストンが新たなプロジェクト “Orange Label” をローンチ
2016年の“UNIFORM”コレクションで余ったラベルを再利用したサステナブルな取り組み







ヘロン・プレストン(Heron Preston)が、自身のクリエイティブプロジェクトである『L.E.D. STUDIO(L.E.D. スタジオ)』のもと、“Orange Label(オレンジレーベル)”を立ち上げることを発表した。
2016年に行われた「ニューヨーク市衛生局(The City of New York Department of Sanitation)」とのコラボプロジェクトである“UNIFORM”コレクションにおいて、象徴的なオレンジを纏ったラベルのアイテムを展開した〈Heron Preston〉。本コレクションは、2021年に『メトロポリタン美術館』にて開催された“In America: A Lexicon of Fashion”で展示され、後に同美術館が常設コレクションとして取得。しかしながら、デッドストックのアイテムが大量に残っていたという。
そんな中、ヘロンは最近、同ラベルを保管庫から取り出し、新たな“Orange Label”のラベルとしてTシャツに再利用。ラベルの片面には“UNIFORM”のプリントが施されているものの、裏面は空欄となっている。“Orange Label”コレクションでは、ホワイトとブラックの無地Tシャツ2枚がラインアップ。どちらもロサンゼルス発のライフスタイルブランド〈EVERYBODY.WORLD〉と共同開発したボディとなっており、各Tシャツには『L.E.D. STUDIO』のロゴと購入日、“Made in USA”の文字、ユニット番号が手作業で刻印される。
300枚限定となる“Orange Label”のTシャツは、12月12日10:00(現地時間)より『L.E.D. STUDIO』にて販売開始。その後、在庫がなくなるまで数カ月にわたって限定販売される予定だ。