『スター・ウォーズ』第1作目のダース・ベイダー役のギャラがわずか90万円程度だったことが判明
しかしながら当本人は“巨額すぎる”と戸惑ったとのこと
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特別企画ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』が近日配信予定の『スター・ウォーズ』シリーズ。全世界に熱狂的ファンを抱える大ヒットシリーズだが、1977年に公開された第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に出演したダース・ベイダー役の声優の報酬が、わずか7,000ドル(約91万円)であったことが明らかとなった。
「アメリカ映画協会」が再公開した映像の中で、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの声を演じていたJames Earl Jones(ジェームズ・アール・ジョーンズ)という人物は、監督のGeorge Lucas(ジョージ・ルーカス)がアーマーを着てダース・ベイダーを演じたDavid Prowse(デヴィッド・プラウズ)の声に納得いっていなかったとしており、「Georgeは、失礼ながら、もっと暗い声を求めていたのです」と語った。「そこで彼は、アメリカ・ミシシッピ州生まれミシガン育ちの吃音症の人物を雇いました。それが私です。あれは私の声だったのです」と付け加えた。インタビューの中で、 Jonesはその報酬額について不満を漏らすことはなく、むしろ“巨額すぎる”と戸惑ったそうだ。「私にはいわゆるハンディキャップがあります。そんな私に、幸運にも7,000ドルの仕事が舞い込んだのです。これは大金だと思いました」と語り、「それに、映画の俳優になれたんですよ!」と興奮する様子を見せている。