ターコイズブルーの文字盤を持つ Rolex Oyster Perpetual が900万円超えで落札
〈Patek Philippe〉x〈Tiffany & Co.〉の限定 Nautilusの発売以降価格が高騰するレアモデルに

「Christie’s(クリスティーズ)」は5月9日(現地時間)、スイス・ジュネーブにおいて希少なタイムピースの数々を集めたオークション “Rare Watches : Featuring The Kairos Collection Part I”を開催。本オークションでは〈Rolex(ロレックス)〉を筆頭に、〈Patek Philippe(パテック フィリップ)〉や〈Audemars Piguet(オーデマピゲ)〉〈Cartier(カルティエ)〉といったブランドのレアウォッチ全159点が出品され、総額2,384万700スイスフラン(約31億3,000万円)の売上を記録した。
出品されたアイテムの中で今回着目したのは、〈Rolex〉から2020年に登場したOyster Perpetual 41(オイスター パーペチュアル)Ref.124300。ターコイズブルーの文字盤が印象的な本モデルは、発売当時は定価 5,900ドル(約76万円)で販売されたが、即完売後に2次流通市場において数倍の価格で取引されていた。そして2021年には“ティファニーブルー”の文字盤を持つ〈Patek Philippe〉x〈Tiffany & Co.(ティファニー)〉によるNautilus(ノーチラス)の限定モデル Ref.5711/1A-018の発表を受けて、さらに価格が高騰。他のブランドも同様のカラーの文字盤を採用したモデルを次々と発表する現状が発生した。
本オークションでは、先述のRef.124300は最終的に6万9,300スイスフラン(約908万円)で落札されている。「Christie’s Geneva」の時計部門責任者であるRémi Guilleminは、今回のオークションの結果を受けて以下のようなコメントを発表した。「Rolexブランドはますますその魅力が増し、さらなる高みに到しようとしています。これは世界中から集まった新たな若い入札者とバイヤーのおかげでしょう。新規入札者の約51%がミレニアル世代であり、これまでオークション会場に足を踏み入れる機会の無かった人々にも、その扉は開かれています」
本オークションの詳細については、こちらでご確認を。