Netflix が広告付きの低価格プランを2022年内に導入か
有料会員数の増加を画策？
2022年第1四半期の決算発表において、過去10年間で初めて有料会員数が減少した『Netflix（ネットフリックス）』。『The New York Times（ニューヨーク・タイムズ）』によると、同ストリーミングサービスが、会員数の増加を狙って“広告付きの低価格プラン”を導入させる可能性があるようだ。
そもそもこの“広告付きの低価格プラン”は、第1四半期の決算発表において同社CEOのReed Hastings（リード・ヘイスティングス）が言及していた計画だが、その時点では、1〜2年先の実装を目標としていた。そんな中、『The New York Times』は、『Netflix』幹部が従業員に宛てたメモの中で“広告付きの低価格プランを2022年第4四半期に導入する”と述べていたと明かし、プラン導入が早まることを示唆。さらにそのメモの中には“Appleを除く全ての大手ストリーミングサービス企業は、広告でサポートされているサービスを既に展開しているか、発表しています。正当な理由により、人々は低価格のオプションを望んでいます”とも述べられていたとのこと。なお、『Netflix』は現在、チリ、コスタリカ、ペルーの3カ国において、パスワード共有に2〜3ドル（約260〜390円）の料金を課すオプションをテスト中だが、どうやらこの機能も同時期に導入される可能性が高いようだ。
