イーロン・マスクが2022年の世界長者番付で初の首位を獲得
資産総額は推定約27兆円
経済誌『Forbes（フォーブス）』は4月5日（現地時間）、2022年版の世界長者番付（The World’s Billionaires List）を発表した。今年で36回目を迎える本ランキングで首位を獲得したのは、「Tesla（テスラ）」および「SpaceX（スペースエックス）」のCEOを務めるElon Musk（イーロン・マスク）。彼は同日に米『Twitter（ツイッター）』社の取締役に就任したことも発表され、この日はElonの話題が各メディアを賑わせた。
記事によると、Elonが同ランキングで1位となったのは今回が初であり、その資産総額は推定2,190億ドル（約27兆円）だという。これは「Tesla」の業績好調によって保有株が大幅に値上がりし、資産額が膨らんだことが大きな原因のようだ。2位は昨年まで4年連続で首位を維持していた「Amazon（アマゾン）」の創業者 Jeff Bezos（ジェフ・ベゾス）で、資産総額は推定1710億ドル（約21兆円）。3位は昨年と同じく「LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）」の会長兼CEOであるBernard Arnault（ベルナール・アルノー）、4位はBill Gates（ビル・ゲイツ）、そして5位には昨年トップ5から外れていた投資家のWarren Buffett（ウォーレン・バフェット）がランクインした。
また、世界最大級のNFTプラットフォーム『OpenSea（オープンシー）』の共同創業者であるDevin Finzer（デビン・フィンザー）とAlex Atallah（アレックス・アタラ）が1397位にランクインし、同リストに初めて名を連ねることに。日本人に着目すると、「ファーストリテイリング」の柳井正が54位で資産総額は推定261億ドル（約3.2兆円）、ソフトバンクグループの孫正義は74位で資産総額は推定213億ドル（約2.6兆円）となっている。
2022年版の世界長者番付の詳細については、こちらでご確認を。
