UNIQLO および GU の全商品が“実質9%値下げ”することが明らかに
4月1日（木）から施行される総額表示の義務化に先駆けた動き
先日、長きにわたり目標としていた“アパレル業界世界首位”を勝ち取った〈UNIQLO（ユニクロ）〉や〈GU（ジーユー）〉を展開する「Fast Retailing（ファーストリテイリング）」が、3月12日（金）から全商品を“実質9%値下げ”することを発表した。
これは4月1日（木）から施行される総額表示（消費税込みの価格表記）の義務化に先駆けた動きで、これまで同社は税別価格表示としていたが、今後は税込み価格表示に変更。しかし値段は据え置きとしたことで、消費税分の“実質9%値下げ”ということになった（例：税別1,000円＝1,100円のアイテムが、税込1,000円になる）。
消費者としては一目で価格が分かりやすくなり助かるが、税込みの価格表示に切り替えると売り上げが3%落ちるという研究結果があるそうで、はたして今回の“実質9%値下げ”は消費の冷え込みを食い止めることができるのだろうか。
