Sony がバナナを PlayStation のコントローラーとして使用できる特許を出願
特殊なカメラで形状をスキャンし、“仮想入力ボタン”をマッピングするとのこと
実現するかしないかは別として、とりあえず出願だけでもしておくべきものが特許である。しかしこのたび、「Sony」が“非発光物体”をPlayStationのコントローラーとして使用することができるという驚きの特許を出願していたことが明らかとなった。
これは特殊なカメラを使って“非発光物体”の形状をスキャンすることで、“仮想入力ボタン”をマッピングするというもの。これによりバナナやマグカップ、ペンなど、“非発光物体”であればなんでもPlayStationのコントローラーとしてすぐに利用できるようになるそうだ。出願の背景には、通常PlayStationなどの家庭用ゲーム機を購入した際にコントローラーが1つしか付属していないことや、複雑すぎるボタン配置、1つあたりの単価の問題などが、新規参入者にとっては高すぎるハードルになっているからだという。
夢のような技術の詳細は米国特許商標庁のデータベースにて閲覧可能なので、気になる方はこちらから。
Sony just patented a way to turn a banana into a controllerhttps://t.co/JFVUEVywkR pic.twitter.com/k9tJENn7yR
— Instant Gaming (@InstantGamingEN) March 3, 2021