野村周平が紡ぐ DIOR スプリング 2022 メンズ コレクションの物語

〈DIOR（ディオール）〉のメンズ アーティスティック ディレクター就任以降、メゾンやファッション/カルチャーの歴史に深い敬意を表し、その足跡を紐解くことで、新たな一歩を踏み出してきたKim Jones（キム・ジョーンズ）。先日ローンチされたスプリング 2022 メンズ コレクションでは、1960年代から長年にわたってメゾンのアーティスティック ディレクターを務めたMarc Bohan（マルク・ボアン）のデザインにも立ち返り、自身の打ち出すテーラリングとスポーツウェアのハイブリッドに更なる磨きをかけた。

このたび『HYPEBEAST』では、俳優の野村周平を迎えて、同コレクションにスポットライトを当てたスペシャルムービーを制作。野村氏とも親交のあるラッパー/トラックメイカー 5lack（スラック）がオリジナル音源を提供した本作は、フォトグラファーの守本勝英が監督を担当している。映像面では、1990年代のミュージックビデオを彷彿させるスタイルを持ち味とする守本氏。1日の動きをさまざまなアングルや異なる機材を用いてドキュメンタリー風に捉え、それらの断片的な撮影素材を駆使したモンタージュを作り上げる。今回の作品は、野村氏行きつけの美容院からスタートし、東京の下町を舞台にゲリラ的に撮影された。全体的にローファイでアンダーグランド感を漂わせながらも、随所に映画さながらのハイクオリティなカットを織り交ぜることで、ストリートシーンにも造詣のあるKim Jonesのバックグラウンドから現在まで続く彼の軌跡にも通じる仕上がりに。

今季の世界観を体現するスポーツウェアの実用性を取り入れたリラックスしたテーラードピースを纏う野村氏。スリーブにコットン素材を採用したアイゼンハワージャケットを彷彿させるシルエットのアウター、ベースボールユニフォーム風の“Christian Dior Atelier”ロゴを配置したブルゾン、ヒッコリーストライプのワークジャケット、ブランド史上初となるパッカブルコート、重厚感のあるシルエットが特徴のコートなどが登場。また今シーズンは“リラックス テーラリング”をテーマとしており、ワイドシルエットのパンツが用いられている。多くのルックで野村氏の足元を飾った新作スニーカーの“B30”は、ランニングシューズをモチーフとしたダッドテイストな仕上がりで、テクニカル素材を取り入ることで柔軟性と軽量性を実現。〈DIOR〉の意欲作であり、スプリング 2022 メンズ コレクションを象徴する1足だ。

野村周平が今回の撮影で着用した〈DIOR〉スプリング 2022 メンズ コレクションのアイテムは、ブランドの公式オンラインブティックをはじめ、全国の『ディオールブティック』にて販売中。

［問］クリスチャン ディオール
Tel：0120-02-1947