NBA 最強のトラッシュトーカーは意外な選手?
ドレイモンド・グリーンの考えるリーグ屈指のトラッシュトーカーは

NBAには一般的なバスケットのスキルの他に、“トラッシュトーク”と呼ばれる一種のテクニックが存在する。この“トラッシュトーク”とは、試合中に選手間同士で行わる“口撃”のことで、相手選手を心理面を揺さぶることを目的としている。1990〜2000年代は、Reggie Miller(レジー・ミラー)、Gary Payton(ゲイリー・ペイトン)、Rasheed Wallace(ラシード・ウォレス)、Kevin Garnett(ケビン・ガーネット)らが、対戦相手から恐れられるトラッシュトーカーとして名を馳せた。現役に目を向けると、ゴールデンステート・ウォリアーズのDraymond Green(ドレイモンド・グリーン)が自他共に認める(?)最強トラッシュトーカーと言えるだろう。そんなDraymondが自身のポッドキャスト『The Draymond Green Show』にて、自身の考えるリーグ屈指のトラッシュトーカーに意外な名前を挙げた。
「彼のTwitterでの会話やスタンドのファンとのやり取りなどで、みんな気づき始めていると思うけど、Kevin Durant(ケビン・デュラント)。彼が僕がNBA入りした時から屈指のトラッシュトーカーだってみんなにいつも教えてるよ」とコメント。一見やや寡黙な印象のKDだが、Draymondの言う通り、以前から『Twitter』上でヒートアップすることはしばしばあり、こちらではKDの『Twitter』でのビーフの歴史を特集してるほどである。また先日のアトランタ・ホークス戦でのTrae Young(トレイ・ヤング)とのやり取りやファンに野次に返答する姿などは記憶に新しい方もいるだろう。
もちろん口だけじゃないKevin Durantは、本項執筆時点で27試合出場でリーグトップの平均29.7点を記録。ブルックリン・ネッツを東地区の首位に導いている。
Who's the NBA's best trash talker? @Money23green says it's a two-person race 🗣 pic.twitter.com/zMDdR8496J
— The Volume (@TheVolumeSports) December 28, 2021