米ロサンゼルス出身のラッパー Drakeo the Ruler が死去
享年28歳
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アメリカ・ロサンゼルス出身の人気ラッパー Drakeo the Ruler(ドレイコ・ザ・ルーラー)が、同地で12月18日(現地時間)に開催された音楽フェス『Once Upon A Time In LA』で自身の出演するパフォーマンスの前にステージ裏で何者かに刺され、翌日死亡したことが明らかになった。享年28歳。
Drakeoはフェスの当日、ステージ裏の車道で何者かと口論になり、その際に首を刃物で刺された模様。同日の20時40分ごろに通報を受けた救急隊員が現場に駆けつけ、すぐに病院に搬送されたものの、翌日に死亡が確認された。『Once Upon A Time In LA』のプロモーターである「Live Nation」は、この事件が起きた後、関係者への配慮と地元当局との調整により、同フェスを予定より1時間早く終了している。なお、本稿執筆時点で、容疑者についてはまだ特定されていない。
Drakeo the Rulerは、2014年ごろよりキャリアをスタート。いくつかのミックステープを発表した後、2015年4月にDJ Mustardの楽曲 “Mr.Get Dough”にフィーチャーされ、ブレイクを果たした。今年2月に発表したシングル “Talk to Me”ではDrake(ドレイク)とも共演を果たしており、現在では『Spotify』において月間150万人以上のリスナーを獲得するほどの人気を誇っている。
彼の訃報を受け、SNS上では多くのラッパーやジャーナリスト、リスナーからその死を惜しむ声が寄せられた。Drakeは自身の『Instagram』に「常に君のエネルギーで俺の精神は鼓舞されていたよ。RIP Drakeo」と投稿している。
『HYPEBEAST』編集部一同、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。