2020年東京オリンピックの約81万枚のチケットがキャンセルされる

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響から来年に延期された2020年東京オリンピック・パラリンピック。夏頃はある程度の落ち着きを見せていたものの、冬の訪れと共に連日感染者が増加し来年開催すらも危ぶまれているが、組織委員会が日本国内向けに販売されていた約445万枚のチケットのうち、約18％にあたる約81万枚がキャンセルされたことを発表した。

キャンセルされたチケットは来春決定予定の観客数の上限にあわせて再販する予定だというが、そもそも新型コロナの感染が収まらない中開催されたとなると、360万枚以上に及ぶ未キャンセルチケットを持つ人々がソーシャルディスタンスを保ちながら観戦できるかは不明。また、フットボールやバスケットボールなどの集団スポーツで試合直前にチーム内でクラスターが発生した場合の試合日程やチケットをめぐる対応も明らかになっておらず、今後さらにキャンセルを求める人々が増えそうである……。

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