Khakis 2026年秋冬コレクション
ミリタリーやワークウェア、アウトドアのアーカイブを着想源に、フィットや生地、カラー、経年変化まで追求
韓国・ソウルのセレクトショップ兼ブランド〈Khakis(カーキス)〉が、2026年秋冬コレクションを発表した。
今季〈Khakis〉がフォーカスするのは、過去のウェアが持つディテールそのものだ。数十年にわたるミリタリー、ワークウェア、アウトドアのアーカイブを掘り下げながら、当時のシルエットや素材、カラーリング、さらには着込むことで生まれる自然な経年変化までを細かく再現している。
ブランドのクリエイティブディレクターを務めるソ・ジュニョン(Seo Junhyung)は、以前〈thisisneverthat〉のデザイナーとして活動。2025年秋にソウルで行われたインタビューでは、〈Khakis〉について「大人になったthisisneverthat」と表現していた。若々しいストリートやパンク、スケートカルチャーを取り込む〈thisisneverthat〉に対し、〈Khakis〉では、特定の年代やカテゴリーに存在したウェアを掘り下げ、その背景まで含めて楽しむ姿勢が特徴となっている。
たとえば、過去のアウトドアブランドが展開していたポーラーフリースを思わせるアイテムや、ヴィンテージのカタログから抜け出してきたかのようなレッドカラーのキルティングダウンジャケットなど、古着好きなら思わず目を留めてしまうようなアイテムがラインアップ。単に過去のデザインを引用するのではなく、当時のウェアが持っていたフィットや生地感、色味、そして着用を重ねることで生まれる“味”までを追求している。
こうしたものづくりを支えているのが、ブランドの掲げる“Made to Last”と“Dead Gear”という2つのフィロソフィー。“Dead Gear”における“Dead”とは、デッドストックを意味する言葉であり、長い時間を経てもなお魅力を失わないウェアへの〈Khakis〉の姿勢を表している。
古着屋を何軒も巡り、何年もかけて理想の1着を探すような感覚を、現代のプロダクトとして落とし込む〈Khakis〉。サイズやコンディション、メンテナンスといった古着特有の悩みを気にすることなく、ヴィンテージならではの佇まいを楽しめる点も同ブランドの魅力だ。
ブランド:Khakis
シーズン:2026年秋冬























