坂本龍一と Alva Noto による未発表コラボレーションアルバム『12 Conversations』がリリース決定
2022年末に交わされた“音楽的対話”が奇跡の作品化
ドイツ・ベルリンを拠点とするレーベル「NOTON(ノトン)」が、坂本龍一とAlva Noto(アルヴァ・ノト)による未発表コラボレーションアルバム『12 Conversations』を2026年9月18日(金)にリリースすると発表。現在同レーベルの公式サイトでプレオーダー受付中で、日本盤は「commmons(コモンズ)」から発売が予定されている。
2002年の『Vrioon』を皮切りに、20年以上にわたって協働を続けてきた両者。坂本の繊細なピアノと、Alva Notoによる緻密なエレクトロニクスを融合させた作品群は、現代の電子音響音楽(エレクトロアコースティック・ミュージック)を代表するコラボレーションとして高い評価を獲得してきた。アルバム『V.I.R.U.S.』シリーズの5つのスタジオ作品(『Vrioon』『Insen』『Revep』『utp_』『Summvs』)に加え、映画『レヴェナント:蘇えりし者(The Revenant)』のサウンドトラック(2015年)、フィリップ・ジョンソン(Philip Johnson)設計のグラスハウスで行われた完全即興パフォーマンス『Glass』(2017年)、シドニー・オペラハウスでのライブ作品『TWO』(2019年)など、多彩なプロジェクトを共に手掛けている。
『12 Conversations』は、2022年11月から12月にかけて交わされた音楽的対話をまとめたもの。坂本の最後のソロアルバム『12』と同時期に制作された音源で、当初は独立した作品として発表される予定ではなかったという。しかし、『12』の完成後、両者はこれらの録音をひとつの作品として世に送り出すことを決断した。
Alva Notoことカールステン・ニコライ(Carsten Nicolai)は本作について、「この作品は追憶ではなく、継続、生命力、好奇心、そして長年にわたる創作活動を支えてきた実験精神についての作品です」とコメント。「長い間、この音源をリリースすることは不可能だと思っていました。しかし時間が経つにつれ、この12の音楽的な対話はアーカイブの中だけに留めるべきではないと確信しました。龍一の願いを尊重し、この作品を物理的な存在を超えて続いていく対話として届けます」と、その思いを明かしている。
『12 Conversations』は、坂本龍一が遺した晩年の創作の軌跡であると同時に、ふたりが紡いだ創造的な対話を、未来へとつないでいく1枚となるだろう。
Ryuichi Sakamoto + Alva Noto『12 Conversations』
レーベル:NOTON/commmons
リリース日:2026年9月18日(金)
フォーマット:デジタル/CD/Vinyl
レーベルサイトTracklist:
Conversation 1
Conversation 2
Conversation 3
Conversation 4
Conversation 5
Conversation 6
Conversation 7
Conversation 8
Conversation 9 Part I
Conversation 9 Part II
Conversation 9 Part III
Conversation 9 Part IV
Conversation 9 Part V
Conversation 10
Conversation 11
Conversation 12




















