AMBIENT KYOTO が初の東京開催へ ── 坂本龍一 + 高谷史郎《async - immersion》が展示決定
麻布台ヒルズギャラリーで没入型インスタレーションを公開(UPDATE:「AMBIENT KYOTO 2023」で展示した《async – immersion》の映像が公開 & 高谷史郎のコメントも到着)
UPDATE(2026/07/31):2026年、東京で初開催を迎え、「アンビエント」をテーマにした「音」と「アート」、そして「空間」により構成される京都発の展覧会「AMBIENT KYOTO」。東京都港区の麻布台ヒルズギャラリーを舞台に、「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO」が2026年8月28日(金)から10月25日(日)まで、約2カ月間にわたり開催される。
本展の開催に先駆け、「AMBIENT KYOTO 2023」で展示した《async – immersion 2023》の映像が公開。また、高谷史郎のコメントも到着した。本展の観覧券は8月6日(木)12:00より販売開始。会期前にチケットを購入した方には、数量限定のオリジナルステッカーが特典として用意される。
坂本龍一さんが、2017年の発表当時、「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」と表現した『async』。アルバムのアートワークを依頼していただいたのを機に、ニューヨークの坂本さんのスタジオを訪ねて撮影、その後、5.1ch サラウンドの Blu-ray 版『async – surround』を発売することになり映像を制作、ワタリウムでの「坂本龍一|設置音楽展」ではインスタレーション《async – drowning》を制作、ニューヨークのアーモリーでのコンサート「RYUICHI SAKAMOTO: async AT THE PARK AVENUE ARMORY」の映像担当……と、様々なかたちで関わらせてもらいました。
もともとこのアルバムの制作時に坂本さんの中には「設置音楽」という、「音」を空間に立体的に設置して聴いてもらいたいという考えがありました。「AMBIENT KYOTO 2023」で、初めて《async – immersion》を展示した際、京都新聞ビル地下の広大な印刷工場跡地の空間に合わせて、坂本さんの理想とする環境を目標に、ZAK さんのディレクションのもと、マルチトラックで立体的な音響空間を体験できるインスタレーションとして制作しました。
映像は、坂本さんのスタジオの機材やピアノ、庭、空・雲や水の波紋、アイルランドやモロッコ、東京、ドイツの風景、そして坂本さんが出会った東日本大震災の津波で被災したピアノ。「async」(非同期)のコンセプトに基づき、一部テキスト部分などを除いて、基本的に映像と音楽は同期していません。音と映像の関係が絶えず変化する流れの中で作品を体験する、それは、反復するけれど同じことは二度と起こらない、波や雨の波紋を見ている時と同じ体験です。
高谷史郎
RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO
会期:2026年8月28日(金)~10月25日(日)
会期中無休(59日間の開催)
会場:麻布台ヒルズギャラリー
住所:東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階
(東京メトロ日比谷線 神谷町駅5番出口地下1階から直結)
アーティスト:坂本龍一 + 高谷史郎
チケット:8月6日(木)12:00より発売予定
主催:AMBIENT KYOTO 実行委員会(TOW / Traffic)
企画制作: TOW / Traffic
広報協力:HOW INC.
特別協力: KAB Inc. / Dumb Type Office
公式サイト
ORIGINAL(2026/07/07):京都発のアンビエントアートフェスティバル「AMBIENT KYOTO(アンビエント キョウト)」が、この夏初めて東京へ進出。「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO」と題した展覧会が、2026年8月28日(金)から10月25日(日)まで『麻布台ヒルズギャラリー』にて開催される。
「AMBIENT KYOTO」は、アンビエントをテーマに音・映像・光・空間を横断する展覧会として2022年にスタート。初回ではブライアン・イーノ(Brian Eno)による「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」を実施し、翌2023年には京都新聞ビル地下1階に坂本龍一と、アートコレクティブ ダムタイプ(Dumb Type)の高谷史郎によるサウンドインスタレーション作品《async – immersion》を展示。スピーカー29台とサブウーファー6台を設置し、立体的な音響体験を実現した。また、築約100年の歴史的建造物『京都中央信用金庫 旧厚生センター』を舞台にCornelius(コーネリアス)、Buffalo Daughter(バッファロー・ドーター)、山本精一らによる音と映像、光のインスタレーションを展開するなど、国内外から高い評価を集めてきた。
本展では、「AMBIENT KYOTO 2023」で初公開され大きな反響を呼んだ坂本龍一+ 高谷史郎《async – immersion》を再び展示。横幅26.4メートルにおよぶ巨大スクリーンを用いた単独展示となり、東京で「AMBIENT KYOTO 2023」と同等のスケールで体験できるのは今回が初となる。
《async – immersion》は、坂本龍一が2017年に発表したアルバム『async』をもとに制作された作品。坂本が晩年に追求した「設置音楽(Installation Music)」の思想を軸に、高谷史郎による映像表現と、坂本作品を数多く手掛けてきたサウンドエンジニア ZAKによる立体音響が融合した没入型インスタレーションとなっている。タイトルの「async(非同期)」が示すように、映像は音と呼応しながらも完全には同期せず、変化し続ける音と映像の関係性が鑑賞者の知覚を静かに揺さぶる。なお、「AMBIENT KYOTO 2023」の展示をZAKが現地でレコーディング、マスタリングを施した音源が『async – immersion 2023』として配信リリースされている。
今回の展示では、音響ディレクションを引き続きZAKが担当。『麻布台ヒルズギャラリー』の空間に合わせてサウンドシステムを再構築し、作品本来の没入体験を最大限に引き出すという。「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO」のチケットは8月上旬より発売予定。坂本龍一が追い求めた”音を空間に設置する”という思想を体感できる貴重な機会をぜひ体験してほしい。
【関連展覧会】
RYUICHI SAKAMOTO & TIN DRUM
KAGAMI+
会期:2026年6月27日(土)~10月12日(月・祝)
会場:VS.(ヴイエス)
住所:大阪府大阪市北区大深町6-86
グラングリーン大阪うめきた公園ノースパークVS.
開館時間:10:00-20:00(日時指定制)
休館日:月曜日(祝日、連休の場合は祝日明け平日)チケット料金(税込):
・RED TICKET(日時指定券・来場者限定特典付き)15,000円
「KAGAMI(MRコンテンツ)」(約60分)
*待機・準備時間を含む
*来場者限定特典7インチ・アナログレコード付き
*複数の展示作品を自由に鑑賞可能・BLUE TICKET(日時指定券) 一般 4,500円 学生 2,500円
「KAGAMI(MRコンテンツ)」体験版(約30分)
*待機・準備時間を含む
*複数の展示作品を自由に鑑賞可能チケット販売スケジュール:
・6月27日(土)から8月31日(月)までのチケットは販売中。
・9月1日(火)から10月12日(月・祝)までのチケットは、8月1日(土)正午より販売開始。
